車でカラスを撥ねちゃった。申し訳ない気持ちでいっぱいです。

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日常の1ページ(体験談)

 

今日、カラスを車で撥ねてしまいました。こんなの初めての経験。状況からしてカラス氏も悪いと思うのですが、僕も悪かった。申し訳ない気持ちでいっぱいの連休明けです。

我が家の賃貸アパートの駐車場は、僕と妻の車2台を縦列で停める格好になっています。前の車が出ないと後ろの車が出られないという不便さがありますが、その分毎月の駐車料は1台分でよろしいという嬉しい特典がついています。
 
そして、僕と妻のそれぞれの会社への出勤と帰宅の順序はいつも決まっており、朝は妻が先に出て、帰りも妻が先に帰って来るのです。
つまり、僕は毎朝僕よりも早く家を出る妻の車を出してあげるため、少し余分な早起きを強いられているのです。
 
 
今日は3連休明けの火曜日。いつものように妻を送り出して自分の車を再度駐車場に納め、ぽてぽてとアパートの部屋に戻ります。ぽてぽてしてるのは言わずもがな、眠いし仕事に行くのが嫌だからです。
 
そんな僕は、部屋に戻るとソファーで二度寝を決め込みます。そしてギリギリで起き出し、会社に向かう準備に取りかかる。1分たりとも無駄にしない。これが僕の平日の朝のプロトコル。
 
 
しかし、今日はそのギリギリのラインを少し超えてしまったのです。1分たりとも無駄にしないギリギリ加減なので、それを超えるとさあ大変。準備を巻きでやっても3分いつもより家を出るのが遅れました。
 
会社までは車で30分ほど。国道をしばらくだけ走ると後はもう田んぼ道をひた走ります(かずは地方住みなのです)。
 
田んぼ道とは言え、広くて走りやすい道です。法定速度の60キロまで出すこともできます。
しかし、ひた走る僕の目の前に40キロ出さずに走る軽トラが立ちはだかりました。なんでですかね、急いでいるときに限ってこんなパターンになるんですよね。
 
ああ、もう!う~ん。
僕の気持ちはただ一つ。「対向車が消えたら抜き去ってやりてぇ」
 
 
田舎道なので、対向車が消えるのにさほど時間はかかりませんでした。満を持して車を加速させ、右車線へ。おや~、この車線のちょっと先にカラス氏がいるなぁ。道のど真ん中は危ないよ。どいてどいて。
 
 
(ここから実際の時間の流れよりスローモーションで進みます)
 
カラスって、普通車が来たらどきますよね。少なくとも僕の経験則からいくと、カラスはちゃんとギリギリでどく。これ鉄板です。
 
・・・ただ、今朝のこのカラス氏、割とのんびり屋さんである。僕の車は迫っているぞ。そろそろ道の脇へテンテンと移動するか、飛び立たないと危ないよ。
 
・・・お、ちょ、ホントに危ないよ。こっちは追い抜きかけてる真っ最中なんだ。原則なんかできないんだよ。
 
・・・ほれほれ!もう今から飛んでも微妙だぞ?いいか!一度かがんで上に飛ぶんじゃない。テンテンと脇道に逸れるんだ!
 
 
・・・バッサーー!
 
 
って飛ぶんかい!!
今さらやばいと思ったのか、車から逃げるように懸命に飛ぶカラス氏。でも、飛ぶ方向が車と同じ方向・・・
あ、う!いや、まさか!いや、でも・・・
 
 
ドム。
  
 
鈍い音がしてボンネットの斜面にカラス氏が当たる音と振動がありました。視界には黒い影が後方に流れていくのが見えました。
道に落ちた黒いものがあると覚悟して急いでバックミラーを見ると、なんと普通に飛んでいました。
僕の車はボンネットが長いタイプでカスるように当たった格好だったのです。そのため接触したけどダメージは最低限で済んだのでしょうか。いや、でも痛かっただろう。本当にごめんなさい。
 
 
職場に着き、車のボンネットを見てみると、何の形跡もまったくありませんでした。へこみとかカラスの血や羽がついてることもまったくなく、細かく見ても全然何もぶつかった跡が見つかりません。
本当に当たったのか、夢だったのかとも思いましたが、音と足に伝わってきた軽い振動ははっきり覚えています。
 
 
それから今日は一日そのカラス氏のことが気になって仕事に集中できませんでした。どうか元気でいてほしい…。
 
 
車の運転はやっぱり急いではダメですね。カラスももちろん命ですし、今までのカラスはちゃんと逃げたからという思い込みもいけませんね。ちゃんと配慮してあげないといけませんでした。
 
明日からはいつもの5分前には家を出よう。そう決心しました。同じくドライバーのみなさんも、どうか気をつけてください。
 
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