お祭りの輪投げのテキ屋に見る日本という世の中

 
 
お祭りの遊び系テキ屋って、僕が子どものころの20年前くらから全然変わってないんですね。それが懐かしくも面白く、そしてなんだか日本とか日本人というものがそこから見えておもしろかったのです。

スポンサードリンク
◆約20年ぶりの輪投げのテキ屋
お祭りのテキ屋のお店が密集して並んでるのってテンション上がりますよね。
先日近くのお祭りに行ったのですが、そこでうちの妻が輪投げをしたいと言い出したのです。
 
大人になってからもこういったお祭りには当然何度か出かけているのですが、輪投げとか射的とか、そういう大衆遊戯的なテキ屋のお店には立ち寄ったことはほぼほぼありませんでした。
 
ですので、妻について行って輪投げのテキ屋の前に並び、店の中をしげしげ観察したところ、これが僕が小学生のくらいのころとまったく変わってない!あまりの変わってなさに懐かしさと郷愁の思いがこみ上げてきたくらいです。  
 
何が変わってないって、景品のラインナップ!
この記事のトップ画は実際のそのとき僕が撮った写真ですが、一番手前の列の景品が特にすごい。アヒルさん、ルービクキューブのバッタもん、謎の金の五重塔などなど。「こんなの今どきどこで仕入れるの?」って感じですよね。
 
そして、後ろの大物の景品もこれまた変わってないですねー。当時必ずあったエアガン。これ今でも変わらないんですね(笑)あとは謎の扇風機のようなものやたこ焼き機っぽいものまで、とても絶妙なラインナップ。
さらに言うと、こうした大物景品は手前の段に垂直に屹立する十手に入るともらえる、というシステムも変わっていませんでした。
 
ていうか、店のおばちゃんも変わってない気がして、一種の恐ろしささえ感じました。
 
 
◆子どもが群がる光景も変わらない
そんな20年前と変わらぬ景品たちを前にしても、子どもが喜んで群がってくる光景も変わりませんでした。
 
こんな景品ほしいんだろうか。なんて大人になった今は思ってしまったけど、違うんですよね。年に1回、大きなお祭り。いつもと雰囲気がガラリと変わった通り。夜に学校の友達と遊べる特別感。そして、楽しそうなテキ屋のお店。子どもたちはそこにワクワクしてしまってしょうがないのです。
 
自分がそうでしたからね。そんなことを思い出して、感傷に浸った思いで子どもたちを見ていました。もしかしたら、20年前の子どもだった僕たちのことを、感傷に浸った遠い目で見ていた大人がいたのかもしれません。
 
輪投げだけでなく、射的もボール投げも子どもたちでにぎわっていました。これはもう日本の夏、そして日本の祭りの風景のひとつですよね。
 
 
◆ただ1つ。大きく変わったこと
でも、そんな”変わらない”輪投げのお店で、1か所だけ激変したところがありました。
 
何だと思います?
 
・・・それは、料金でした(笑)
 
1回で500円ですよ!?いやいや、高いでしょ!20年前は確か300円だったよ!?
しかも、投げる輪の数は6本と、そこはまた変わらない。お忘れなく、景品も変わらない。
それでも、無邪気におこづかいを握りしめて集まって来る子どもたち。 
 
この構図…。
日本の経済とか社会情勢とか、そういったものがごちゃごちゃと寄り集まった塊のようなものが見えた気がします。
 
 
 
ちなみに、妻は500円で謎の五重塔を当てました。
 

6本とも外れた人には残念賞でラムネ菓子が当たるようでした。
完全にそっちの方がいい・・・。
 
スポンサードリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*