Mr.Children「蜘蛛の糸」胸が締めつけられる片思いってこんな感じ

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独断での解釈で進むかずの歌詞学の時間へようこそ!
今回の教材はMr.Children「REFLECTION」収録曲の「蜘蛛の糸」です。
{Naked}の5曲目のこの曲は、しっとり系の切ないラブソング。
片思いの心もとなさとしたたかさに気づかされる曲です。

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◆全体の解釈
まずはこの曲の歌詞から読み取れる物語の全体像から行こうと思います。
【歌詞全文はコチラ参照】

 
主人公は片思いをしています。この主人公は男、でしょうね。
最初の「か細い糸」という歌詞で、
その片思いの成就率はかなり低めだということが読み取れます。
ここがスタート、大前提です。
 
世の中にはたくさんの女性がいるけども、
その中で「君」は特別な存在で、触れたくなるし、目がくらむ。
君という存在は唯一無二なんだ。あきらめきれない!
 
こんな気持ちを「蜘蛛の糸」になぞらえて表現し切っている桜井さん。
安定の素晴らしい感性です。
 
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◆歌詞の深読み
では、ここからはポイントで歌詞をピックアップして深読んで行きます!
 
 
一番最初の「あらゆる可能性を網羅して」
ここ、いいですよねー!
つまり、いろんな女性との可能性を全部想像してみて、
その結果、か細いけれど、やはり君へと向かうことを選んだ主人公。
一途で愚直な恋。僕にも思い当る節があってうんうんうなづいてしまいます。
 
 
 
「荒れ茂る木々の暗がり」の「美しき糸」、
「退屈な日々の暗がり」の「怪しい光」。
ここもすごくステキな歌詞です。
 
「荒れ茂る木々」=たくさんの世間の人たち
「退屈な日々」=退屈な日常生活
そのなか(暗がり)でもきらりと美しく輝いて見える「君」の存在。
ときには怪しく光って見える「君」への想い。

主人公としては、なんとなく暗く映る世間でも、
「君」のこと、または「君」への想いだけは特別に見える。
それは暗がりだからこそ際立ってしまい、意識してしまう存在。
そんな感覚を感じさせる歌詞です。
 
 
 
「この想いを闇雲に振りほどこうとして
 でも出来なくて余計にきつく絡まるだけ」
これなんか、「もう降参です」と言いたくなる表現ですよね!
ホントに、よくわかります。
片思いというのはあきらめたり逃げ出そうとするのが本当に難しい。
 
敢えて無理やり自分の本心と反対に行こうとすると、
逆に本心を意識してしまってダメなんです。
そうしてまたもとに戻ってきてしまい、最初より悶々とする。
 
そうそう!片思いってそうなんだよ!
っていろいろ思い出してしまう箇所です。
 
 
 
◆片思いの経験は大事だし、貴重です。
僕には6年間、同じ相手に片思いをした経験があります。
高校、大学、青春のど真ん中の恋愛をこの片思いに費やしました。
結果は聞かないでくださいませ。(機会があったら書こうと思います)
 
そのときの甘く、切なく、胸が締めつけられる感覚を
克明に思い起こされる曲です。
 
ちょっと若気の至りを突かれて痛い感じもするのですが、
なかなか貴重な経験だったのかもな!
と思わせてくれた。そんな「蜘蛛の糸」の歌詞に感謝です。
 
 
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