Mr.Children「ヒカリノアトリエ」の歌詞学。今だけが確実なもの。人生はずっと“今”だ。


 
歌詞から生き方を学ぶ。かずの『歌詞学』の時間です!
今日の教材はMr.Childrenの最新シングル「ヒカリノアトリエ」。
“今”だけが確かなものなんだから、その今、虹を見つけるために歩こう。
その歩み、その生き方のことを「アトリエ」と名付ける桜井さんの感性。
虹を描くのは今の自分自身であるという哲学ですよね。深い。
この記事では僕のお気に入りのフレーズに着目して歌詞の世界観を掘り下げていきます。

スポンサードリンク
◆全体の解釈
【歌詞全文はコチラ参照】
虹を見つけようとして日々を生きていないと見逃してしまう。
その生き方の哲学に感動させられる曲です。
 
この曲の歌詞については、「虹ツアー」で桜井さんがこのように話していまいした。
「ヒカリノアトリエ」は、熊本地震が起こったとき、(ミスチルの)公式HPに載せたメッセージに書いたことをそのまま歌詞にした。と。
 
このメッセージについて、僕はそのときちょうどそのことを記事にしていました。
あまりに感動する言葉であり、新しい価値観に気づかされた言葉だったからです。
まさに桜井さんらしい。
さすがミスチル。公式HPでの熊本地震被災者へのメッセージが優しく強い。
 
なので、参戦した「虹ツアー」のMCでこのことを桜井さんが話したとき、「ヒカリノアトリエ」への期待感はさらに増しました。
 
 
 
◆歌詞の深読み
さて、僕がこの曲のなかで一番ガツンとやられた歌詞。
それは、2番のサビの部分でした。
 
過去は消えず 未来は読めず
不安が付きまとう
だけど明日を変えていくんなら 今
今だけがここにある
 
これ、まさしく真理だと思います。
人間が不安なんて感情を抱えるのは、やってきた過去は直せないという真理。それと、今やっていることはちゃんと未来につながるのかは未知という真理があるからです。
この真理はもうどうしようもなく誰にも変えられません。
 
でも、桜井さんの書いたこの歌詞を知るまで、僕はそれを知っているようでわかっていませんでした。
僕たちが“知っているつもり”のぼんやりしたものを、「こういうことだよ」って形にしてくれる桜井さんの歌詞はいつも本当に素晴らしい。
 
 
そしてさらに、そんな真理と不安を描き出したうえで、桜井さんは「じゃあどうすればいいのか」というところも教えてくれています。
それが、
 
だけど明日を変えていくんなら 今
今だけがここにある
 
という部分です。
不安が起こるのは避けようもないこと。でも、今がある。これも真理。
その“今”を明日を変えるために生きる。
その気持ちがあるのなら、“今”というものだけが間違いなく、今ここにある。
 
“今”だけが確かなものなんだから、その今、虹を見つけるために歩こう。
その歩み、その生き方のことを「アトリエ」と名付ける桜井さんの感性。
虹を描くのは今の自分自身であるという哲学ですよね。深い。
 
 
 
“今”って、常に今なんですよね。えっと、わかってもらえますかね(笑)
「今を前向きに生きる」ということになると、「常に前向きに生きる」ということになります。
これ、すごい仕組みですよね。この曲を聞いた人みんなに、常に前向きに生きてもらえたらって祈りが込められているんです。
歌詞そのものより、その祈りこそが僕に勇気を与えてくれる、そんな曲だと解釈しています。
 
 
【その他の「歌詞学」カテゴリのミスチル記事。おかげさまでよく読まれています】
「忘れ得ぬ人」こんな恋ができたら幸せ。そして同じくらい不幸。
「ROLLIN’ ROLLING」一見は百聞に如かず。その心は?
「忙しい僕ら」とどまることのできない僕らの歩み。それこそが僕らの人生
「Heavenly kiss」盲目ゆえに見えるものもある。

「蜘蛛の糸」胸が締めつけられる片思いってこんな感じ
「Jewelry」恋心は泥の中でも誇らしく輝く
「BLUE」待つ恋愛と僕の恋愛論
「羊、吠える」パッとしない自分を感じたときに最強の曲
 
スポンサードリンク


Mr.Children「ヒカリノアトリエ」の歌詞学。今だけが確実なもの。人生はずっと“今”だ。」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: Mr.Children「忘れ得ぬ人」こんな恋ができたら幸せ。そして同じくらい不幸。 | かずのUPノート

  2. ピンバック: Mr.Children「忙しい僕ら」とどまることのできない僕らの歩み。それこそが僕らの人生 | かずのUPノート

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*