映画「レインツリーの国」障がい理解は単に人間理解だと思う【ネタバレ含む】

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11月21日に公開された映画「レインツリーの国」を観てきました。
この作品は、“人間が人間を理解すること”の難しさとヒントを教えてくれます。
 
(※この記事では映画のネタバレを含みます!ただし映画自体の内容は薄め。)

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僕はこの映画の原作を1年ほど前に読んでいました。
同タイトルで、有川浩さんの作品です。
 
 
◆障がいと、それを持つ人、その人を思う人  
1冊の印象深い小説をきっかけに、
ブログを通して知り合う“伸”(玉森裕太)と“ひとみ”(西内まりや)ですが、
実際に会う段階になり、ひとみが感音性難聴という障害を持っていると伸は知ります。
 
 
それでも、ひとみを好いて精一杯大事にしようとする伸。
しかし、それに対しひとみは、
伸の優しさが同情や優越感からくるものだと思い込み、バリアを張ります。

という、ココなんです!僕が一番気に入らないシーン。
ひとみはなぜそんなに伸の真摯な気持ちを突っぱねるのか。
これは原作を読んでいたときにも抱いた感情です。
 
「自分には障がいがあるから、相手のやさしさは同情によるもの」
いやいやいや!そんなんじゃなですから!と僕は言いたい。
 
確かに「障がいがある」というのは
その人という人間にに大きなインパクトを与えるものですが、
それだけじゃないでしょう?
むしろそれ以外の部分が圧倒的大部分でしょう?
って思うのです。
 
例えばダウン症の人は、その障がい特性により、似た特徴の顔になります。
(ちなみにかずは、実は大学で福祉学部に所属していました)
でも、他は全然違います。好きなもの、得意なこと、人生観etc・・・
って、そんなの当然だろ!と思うと思います。それが正解です。
福祉学部にいたことなくても、こんなことわかりますよね!
 
  
だから、自分と必死に向き合ってくれて、信じてくれる人のことを
「同情」なんてくくり方するなんて、それはあんまりだと思う。
それってむしろ、自分自身の方が障がいを意識してると言えますしね。
例え本気でそう思っていなくても、そういうバリアの張り方はずるいです。
 
 
 
◆人と人が理解し合うということ
人間同士の理解というのは、片方だけが頑張る形では片手落ちなんですよ。
お互いに相手のことを信じること。
思いやりのベクトルが向き合っていないと、
どちらかが頑張り、どちらかがが引きずられてしまいます。
 
これは障がいの有無も関係なしで、の話です。
恋愛関係でも普通に当てはまると思います。
 
 
また、「理解できない」と理解するのも理解のひとつです。
・・・なんだか「すもももももももものうち」みたいになりましたが、
これも大事です。
 
つまり、理解できない人も身の周りにはいると認識すること。
言い方を変えると「割り切る」こと。
こう考えることで、理解できない人に変に縛られることなく、
自由に自分らしく振る舞えます。
 
映画のなかで、ひとみを突き飛ばした不良カップルがいました。
そのカップルに対し怒る伸に、ひとみは「無駄だ」と言い聞かせます。
これ、僕はこのひとみの考え方が正しいと思います。
 
あのカップルにどれだけ「障がい者を理解しろ」と言っても、無駄です。
結果、『「障がい者はめんどくさい」と思われる』とのひとみの言い分も納得です。
それでは訴えるだけ障がい者にとってはマイナスになります。
 
だから、理解できないという人の存在も理解する。
これも僕は必要な思考だと思います。
ルフィだって、海賊全員を味方にはできません。
 
 
 
◆さいごに
なんだか映画の内容的なことが薄いですね。
そうだと思って読んでしまった人はごめんなさい。
でも、僕は映画の全体と言うよりも、
一つのセリフやシーンに心惹かれるタイプなのです。
そこから何かしら学びにつなげたいなと思って映画を観るところがあります。
 
映画の観方ひとつ取っても、人はぞれぞれ。
だから難しいし、だから面白いんですよね。
 
 
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映画「レインツリーの国」障がい理解は単に人間理解だと思う【ネタバレ含む】」への2件のフィードバック

  1. M.I.F

    たしかに、人と人との理解って、相互にあってこそですよね。
    分かったつもりというのがとてもこわいですし。でもそこで理解しようとすることを恐れてしまうと何も進まないということにもなりますね。

    もちろん、「理解できない」ことへの理解も重要ですね。

    返信
    1. かず 投稿作成者

      ひとりが一方的に理解しても、それはわかり合えてはいないですからね。
      なるほど、確かにわかったつもりというのはキケンですよね。
      最終的には思いやりと相手を信じる心なんだと思います。

      返信

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