『直虎』7話。鶴丸の亀之丞への「お前のそういうところが好かぬ」の真意


 
『おんな城主 直虎』の7話、見ました!
今日は鶴と亀の微妙な感情の行き来、またすれ違いが現れた回でしたね。
最後の鶴丸の「お前のそういうところが空かぬ」のセリフ、僕は鶴の気持ちがわかってしまったので、その真意を書こうと思います。

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冒頭、検知から隠し里の存在を隠し通すと決めた亀は、不安がるおとわに「鶴はおれと同じで、己の父親のようにはならぬという思いが一致している」と言っていました。
それはきっとそのとおりで、鶴は父のように井伊のためより今川のため動く男にはなるまいと思っていることでしょう。
 
しかし、鶴としてはそんなに単純な気持ちではなかった。もっと複雑な心境で井伊の里で日々を送っているのです。
それはどんな気持ちだったのか。
実は、その答えを今日の中盤に亀が言葉にしています。
 
 
「今川の目付という立場である以上、今川に嘘はつけないこと。しかし、かと言って今川からしたら小野はただの使い駒であること。これが鶴のつらいところであろう?」
 
うろ覚えですが、亀が鶴本人にこんなセリフを言っていました。
そう、これこそが鶴の複雑な心境そのものズバリなんです。
 
 
・・・自分の複雑な心境をそのままズバリと言い当てる相手に、人間はどんな気持ちを抱くでしょう。
 
はっきり言っておもしろくないですよね。
しかも、その相手というのが恋敵であり、自分より身分の高いものであり、10年も不在だったのが鮮やかに舞い戻って来たり、さらに人格も聖人君子のような立派な男だった場合・・・
 
 
そうです。鶴が亀を素直に好きになれないのは、こういう理由があるからです。
実際、亀が上のセリフをしゃべって帰ったとき、鶴は「わからんが無性に腹が立つのだ!」と言っていました。
 
自分の複雑な心境や立場と、亀の非の打ち所のない立場の差を、鶴は亀と言葉を交わす度に強く感じてしまうのです。
そして困ったことに、亀はそれに全く気づいていない。亀は、自分が常に正しいことをし、言っていると信じて疑っていないからです。
 

鶴の気持ちを気遣ってやる器量が亀に備われば、そりゃもう完璧な男ですね。
この鶴と亀のひずみがこれから大きくなりそうでなんだかゾワゾワした回でした。
この2人のすれ違いに気づくとしたら、それはおとわなんだろうなぁ。
 
  

 

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