『直虎』9話。負けた側の視点から見る桶狭間は初めてだったなぁ。


 
『おんな城主直虎』9話。ついに今日は歴史が大きく動き出す回、「桶狭間」でした。
桶狭間の戦いと言えば、信長が圧倒的少数の兵力ながらも奇襲で今川義元を討ち取った。男子的にはハートが燃えちゃうアツい戦い。
しかし、今日の『直虎』を見て、今川側、負けた方の視点というのは持ったことがないことに気づかされました。

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勝者がいれば敗者がいる。これは当然のことですが、スポーツでもなんでも、どうしても勝った方にスポットが当たるし、勝者の視点で「よかった」「すごかった」と人々は語ります。
特に、勝ち方が鮮やかだった場合、その傾向にはさらに拍車がかかり、負けた方の視点に立つのは当事者のみ…。
 
『おんな城主直虎』では、今川の家臣である井伊の視点で物語を追っていき、今日で9話目ということもあり、僕たち視聴者はすっかり井伊に入れ込んでしまっています。
 
そんなタイミングでの桶狭間。そして直盛の討ち死に・・・。
  
今川軍の先鋒として配置についていた井伊は、織田軍の奇襲をモロに受けます。奇襲に気づいたときの直盛の恐怖と動揺の表情が印象的でしたね。
スポーツではなく戦ですから、負けはすなわち死を意味します。それに直面したとき、人は何を思うのか。
 
 
印象的と言えば、死んだ直盛の首が館に帰り着き、悲しみに暮れる千賀が首だけになった直盛の頭を「お疲れさま」と両手で撫で、「ひげを整えましょうね」と剃刀を手に取る、あのシーン。
あんなに慈しみに溢れた場面があるでしょうか。負けて、大切な人を失った側の悲しさ、無念さがしっかりと描かれており、胸の奥が熱くなりました。
 
 
最後のシーンでは政次が奥山を切ってしまい、もともと微妙な立場にいた政次は、この後どうなってしまうのか…。政次は根は本当にいい奴なので、非常に心配です。
これも戦に負けたから起きてしまった悲劇でしょう。
 
負けた側の視点に立つと物事の見え方が真逆に見える。
当然のことかもしれませんが、そういう視点を持つことが人間には大事ですよね。
 
  

 

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