回転寿司の店長のスキルと哲学に惚れた話

昨日の夕食は、お寿司でした。
友人オススメの回るお寿司店です。評判がいいらしく、僕も名前は聞いたことがありました。
回るお寿司と言っても、ほとんどすべてのお客さんが店員に直接注文します。
申し訳程度に回っているベルトには、お寿司もほとんど乗っていません。
そんな寿司屋の店長に僕は同じ男として惚れてしまいました。

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 (写真はイメージです)
  
「ほとんどすべてのお客さんが店員に直接注文」するということで、
満席の店内には四方八方から注文の声が。
対応する店員は店長を含んで4人。タイミングによっては3人、2人になることも。
 
店員さんのその情報処理能力たるや、僕は舌を巻きました。
メモをとることもできるワケなく、当然注文伝票も流れてきません。
聞いたその場で即時処理。です。
 
寿司屋ですから、お客さんの注文は多岐に渡ります。
ネタの種類、その数、テーブル番号・・・
即時処理しても、すぐに次の注文の声がかかります。
「GWの夕食時、これは凄まじい世界だ」と思いながら見ていると、
注文するタイミングを計ってしまいます。
 
ある店員に注文すると、「はい」と答える表情にパニック感がありました。
「ですよね~」と思いながらもガッツリ注文したのですが、
同じことを店長にしても爽やかな笑顔です。
他のを握りながら、笑顔で複雑な注文を聞いている。神業か、あなた!
 
年のころは40になるかならないか。寿司屋の店長というイメージからは若いですね。
「最近Facebook始めたので、友達になってくれたらお安くします」なんてお客さんに笑顔で話している。
他のを握りながら、笑顔で複雑な注文を聞きながら、そんなことを話す。神業か、あなた!
 
 
そして遂に、僕がこの店長に惚れてしまった一言が発せられます。 
それはカウンターの中での、
店長と店員とのやり取りで、たまたまぼそりと聞こえた程度の一言でした。

他の店員が握った寿司を見て、その店長、
 
「美しくないな」
 
と言ったのです。
 
ぼそりと放った店員へのダメ出しの一言に、僕はこの店長の哲学を見てしまいました。
“いかに忙しくても、握る寿司の美しさを忘れない”
他のを握りながら、笑顔で複雑な注文を聞きながら、
FacebookのPRをしながら、自分の哲学を忘れない。
神か、あなた!

だから、見た目何の変哲もない回転寿司でも人気店なのでしょう。
きっと、この店長の哲学を、知らず知らず来た人は感じて帰るのです。
目の前で、僕のマネをしたネタばかりほお張る友人も、 そんな1人だったのでしょう。

あと10年ちょっとで、僕はあんな神のような男になれるのでしょうか。
世の中、近くを見渡すだけでもすごい人はたくさんいるものです。
その仲間入りを、なんとしてもしたい。


回転寿司の店長のスキルと哲学に惚れた話」への2件のフィードバック

  1. M.I.F

    それはすごいですね。
    お客さんを第1に考えてるだろうという点もそうですし、もちろん、寿司へのこだわりというか職人魂、いいですね。

    地元は内陸なんで、そういういいお寿司屋さんは滅多にいけません…(´・ω・`)

    返信
    1. かず 投稿作成者

      忙しさと厳しい現実の中でも“自分”を忘れない。
      カッコイイですよね。いわゆる色男ではないのですが、
      Facebookでも女子大生などから人気らしく、うらやましいです(笑)

      そうか、確かに内陸ですね。でも、いいお寿司屋というワケではないですよ!
      むしろ、誰でも入りやすいお店なのに、店長がカッコイイからイカすんですよね。

      返信

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