「クイズやさしいね」に出て来た小学校の先生のアイディアがすごい!

昨日11月3日にスタートした「クイズやさしいね」という番組。
普段テレビはほとんど見ないのに、たまたま見かけました。
“優しい人なら解けるクイズ”というコンセプトで、
世の中の優しい工夫をスイズ形式で教えてくれるのです。
 
その問題のなかで、とても感銘を受けた優しいアイディアがあったので紹介します。


 
 
問題に上がったのは、ある元小学校教諭の児童への優しさです。
現役の教師時代に、漢字をなかなか覚えられない児童のために
ある優しい工夫をしてあげたのだそうです。
それを答える、という問題でした。
 
漢字というのは確かに、覚え初めって難しいですよね。
まあ、今となってはどのくらい苦労したか忘れてしまいましたが、
部首とか意味合いも全く知らないところから覚えるというのは
ある意味つかみどころのない、単純な記憶の作業です。
 
番組の出演者は「歌にした」とか「Tシャツにした」という回答だったのですが、
僕も、歌かな?と思ったまま、思考はフリーズしてしまいました。
あなたは何だか閃きますか?
 
 
 
はい、この記事は正解に感銘を受けたという内容なので、
あっさりと解答を書いちゃいますね。
 
実は、この先生、小学校で習う漢字1,006文字を網羅した
物語を作ってしまったのです。
ただし、学年ごとに6つに別れた物語です。
1年生にはこの物語、2年生にはこの物語・・・といった具合。
それぞれの学年で習う感じがすべて含まれた物語です。
 
 
これ、すごくないですか!?
当然、先生はその学年で習う漢字すべてを並べ、
それらをすべて使うような物語を考えることになります。
これ絶対大変だったと思うんですよ。
すべて使わないといけないですからね。
 
しかし、1年生用の物語は、わずか15ページで完結するものらしく、
それを子どもたちに本のように冊子にして渡したら大喜びだったそうです。
 
先生は「ストーリーを伴って漢字に触れれば、覚えやすくなると考えた」とのことで、
子どもたちは楽しんでその話を読むことで感じのテストの点数が飛躍的に上がったそうです。
 
 
これはなるほどですよね。
この先生のアイディアと、実際に物語を作り上げてしまった能力に感嘆しました。
だって、物語が面白くないと子どもたちは繰り返しその本を読もうとしないし、
各学年の理解力や関心に合わせた内容でないと、これまたウケません。
しかも、「道徳的な要素も加えた」とのことで、まさに一石二鳥の教材。
 

ある問題に真摯に向き合い、それを効率よく解決する方法を考える。
また、一人よがりでなく、相手の興味・関心も考慮する。
さらに、そこにもう一つプラスの要素を加え、形にする。
いや~、鮮やかすぎます。

なんですかこの仕事ぶり。どんだけ生産性があるんだ。
この先生のやさしさだけでなく、あまりのデキる人ぶりに感動してしまいました。

こんな意味ある仕事、誇れる仕事をしたいものです。 
クリエイティブな能力が僕もほしい。
 
 
そんな元先生、井上さんの物語は、現在販売されています。
純粋にどんな物語かめちゃくちゃ気になりますよね。
 

 

コメント

  1. M.I.F より:

    これは素晴らしいアイデアいですね。一方向の書き取りだけやらせる、詰込み型では得られない教育効果がありそうです。

    そんな感じで、自分も英単語を覚えるときは論文や申請書などでその単語を使ったシーンで覚えるようにしているので、その方法が認められたみたいで嬉しいです笑

    • かず かず より:

      地道なことは嫌いなもの相手には苦痛ですからね。漢字は好きでしたが英単語は嫌いだったんです。
      それはやっぱり結果に出てきましたよね。
      まずは「面白いかも」「楽しいかも」と思ってもらうことから始める、この考え方のシフトが素晴らしいです。
      生徒のことを優先した考え方だと思います。
      おお、なるほど。自分でそんな学習法を編み出していたんですね!