「ドラマON」最終回の終わり方が予想よりかなりよかった。母親の言葉がこのドラマのすべて。

ドラマON 最終回
 
「ドラマON」、第1話をたまたま見たときから
続きが気になって見ていたドラマでした。
そんな「ドラマON」も今日が最終回。
根拠もなく、いまいちな感じで終わりそうだなと思っていましたが、
いやいや、終わり方がとてもよかった。
最終回まで見届けた僕が気がついたことを書いていきます。

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最終回の終わりの何がよかったって、藤堂の母親がよかった!
これに尽きると思います。
 
「自分は感情がない化け物。いつか人を殺すのではないか」
そんなふうに藤堂が自分を捉えるのは、父親の言葉が原因でした。
 
そんな父親と離婚した母親は藤堂と2人で生きて来たわけですが、
これまでの回でも何度も繰り返し流された、
幼い藤堂を母親が抱きしめて何か言葉をかける場面。
 
これまでは母親の口元の動きだけが移され、
なんと言っているかは伏せられてきました。
 
 
しかし、今日の最終回で、その母親の言葉が明かされました。
 
「心配しなくていいの。
 あなたはきっと間違わないで生きていけるから」

というのが、母親が藤堂にかけた言葉でした。
 
この言葉が明かされて、
僕は、母親のこの言葉こそがこのドラマの魂だと感じました。
 
 
 
異常な殺され方で発見される被害者の姿を生々しく描き、
猟奇殺人犯のイカれた思考回路をペラペラしゃべらせる。

教育上も、マネする人が出てこないのかという点でも
「おいおい、こんなドラマ放送していいのか?」
という心配が最終回まで耐えませんでしたが、
(今日の佐々木希が焼き殺されたシーンはむごかったですよね)
 
最後のこの母親の言葉が明かされたことで、
母親は藤堂に大きな愛を送っていたことがわかりました。
 
人は人から愛されれば、例えふと衝動に駆られたり、
何らかの深い理由があったりで人を殺したくなってしまっても
最後に踏みとどまることができる。
 
 
愛を与えることで人は想像力を持って生きることができる。
そんなことを知ってもらうことで、人が人を殺すなんてことはなくなってほしい。
 
 
そんな想いを込めたドラマだったのかなと感じました。
 

猟奇殺人のグロテスクな描写で視聴率を上げよう。
そんな魂胆のドラマなのかなと思い込んでいましたが、
最終回できちんと人を愛すること、人を信じること、
そして自分を信じることを説いてくれたのがとてもよかったと思うのです。
 




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