なでしこジャパンが勝利をおさめ、決勝に駒を進めたということですが、
僕は繁忙期の仕事に追われ、試合の状況はまったく知りませんでした。
お客さんと電話をしていて「日本勝ったよ」と聞き、
初めて結果を知りました。
帰宅してテレビを見てると、やっていました、スポーツニュース。
そこで、いかにして日本が強豪イングランドに勝ったかを知りました。
相手のオウンゴールだったのですね。
アディショナルタイムの残り1分での出来事だったとのこと。
Yahoo!のSportsnaviの記事
オウンゴールが決勝点という試合を見聞きすると、
つい「勝たせてもらった」「ラッキーだったな」と思ってしまうものですが、
僕は、それも立派な勝利に違いないと思うんですよね。
だって、同点の状態にいないと勝てないのですから。
サッカーはワンプレーで1点しか点が入りません。
いくら相手のオウンゴールでも、相手と同点でないと決勝点にはならないのです。
強豪のイングランドを相手にアディショナルタイムまで同点で突入したこと。
ここにまずは価値があるのです。
また、相手のオウンゴールはディフェンダーのクリアミスだったようですね。
このミスを誘発したのも、日本の攻撃が相手にプレッシャーを与えていたからです。
相手もプロなのですから、ワケもないミスはまずしないでしょう。
ミスを誘うだけの実力が日本にはあったということです。
だから、「日本は勝たせてもらった」という認識は違うと思うのです。
泥臭くも、勝ちをもぎ取ったのです。
だけど、そうは言ってもイングランドのバセット選手の気持ちを考えちゃうのです。
僕も野球でずっとピッチャーをしていた身。
フォアボールで相手に点を献上し、自分のミスを責めた経験がいくらもあります。
スポーツと言うのはシビアで非情なものです。
サッカーのオウンゴールや野球の四死球の他にも、
テニスやバレーなどのネットスポーツなんかでは、
簡単なミスで相手に点が入ってしまうルールになっています。
そのために様々なドラマも起こるし、おもしろいワケですが、
「強さは正確さ」だったりもするんですよね。
一方で大胆不敵に責める姿勢も必要。
難しい世界です。
なでしこジャパンにはぜひ決勝でも粘り強さを発揮してもらいたいですね!
たしかに、オウンゴールが決勝点っていう伝えられ方には、棚ぼたみたいなニュアンスを感じますが、
ワタクシも、以前から、「相手が窮地に陥ってミスするまで攻められた」ということをもっと評価してもいいと思うんですよね。
極端な例だと、「じゃあ、PKは近くでキーパー一人で守ってもらったから点になったとか言うん?」って思ってしまいます笑
元々は水泳ですが、大学入学以降、バドミントンもはじめ、やっぱりああいう点の競技やと自滅は心にきますね・・・
そうそう、まさにそうなんですよね。もっと盛大に、真っ当に評価されるべきです。
なるほど、それは確かに極端ですが、そういうことになりますよね。
陸上競技でもミスがあれば勝敗の部分では相手が断然優勢になりますもんね。
自滅は精神的にきついですが、それがスポーツの奥深さですね。
そこを乗り越えて成長していく、という。