Mr.Children「忙しい僕ら」とどまることのできない僕らの歩み。それこそが僕らの人生

歌詞学

歌詞から生き方を学ぶ。かずの『歌詞学』の時間です!
今日の教材はMr.Childrenの「忙しい僕ら」です。
サラリーマンとしては、タイトルからして発表前から歌詞が気になる曲でした。期待を裏切らない歌詞だったので、この歌詞について深読んでいきたいと思います。

 

全体の解釈

まずはこの曲の歌詞から読み取れる物語の全体像から行こうと思います。
【歌詞全文はコチラ参照】

歌詞の前にメロディーのことについて触れますが、「あれ?これってサビどこだろう?」という感じがする曲です。スローな一定のテンポで、盛り上がる部分というのが存在しません。
でも、それこそがこの曲の特徴で、その一定のテンポが、淡々とした日々の刻み、つまり僕たちの人生を表現していると僕は思うのです。

そんな淡々とした日々の刻み(=人生)でも、その人にとっては泣いたり笑ったり、決めたことをうやむやににしたりと不安定なもので、同じ場所にとどまってはいられないという世界観が感じ取れます。

 

歌詞の深読み

では、ここからは歌詞をポイントでピックアップして深読んでいきます。

「泣いて 泣き止んで
 また泣いて 笑って」
歌い出しの歌詞です。泣く2に足して笑うは1。つらいことの方が少し、いや、あくせく働いている人の1人としては、つらいこの方が日々断然多いです。
だけど、だからこそ笑うときがくるとその喜びが大事なものに感じられます。笑いっぱなしは多分それはそれで疲れます。この部分の歌詞のように、最後に笑えればそれが最高に素晴らしいことですよね。

 

「決めて でも迷って
 うやむやにして また明日
 だらしない僕だが
 尚も希望は捨てない」
これもなんだかわかりますよね。たぶん多くの人にあるあるとして当てはまるのではないかと思います。僕もそうです。昨日決めたことが今日には揺らいで、やっぱり明日もう一回考えてみよう。って、なるなる。

そういう優柔不断で自信がなくて不安定。けれど、そんな自分でも、自分に対しての希望は捨てない。人生を前向きに進んで行けるかどうかは、こう思えるかどうかにかかってきます。自分に希望を与えられるのは他者ではなく自分です。

「尚も希望は捨てない」これ今僕の座右の銘です。

 

「それが良いことであっても
 また その逆でも」
この歌詞、印象的ですよね。そしてなんとも桜井さんっぽい。そう感じるのは僕だけでしょうか?ちなみに2番の歌詞では「良い」が「悪い」に差し変わっています。
すべての物事には二面性(あるいは多面性)があって、良い方向に取ることもできれば、悪い方向に取ることもできるものです。 

それを決めるのはこれまた自分次第。その物事をどう捉えて、次の場所に進むのか。その意志と選択こそが人生を決めていくのだと僕は考えています。

 

「同じ場所に とどまってはいられないから」
「次の場所に 進まずには生きれない」
最後に、似たニュアンスのこの2つの歌詞について。
そうなんですよ。慣れた同じ場所にとどまっていられたらどんなに楽でいいでしょう。でも、実際にはそうならないし、そうしないんですよね。

慣れた同じ仕事を毎日続けるのは楽でしょうけど、それではつまらなくなってくる。このままで僕の人生それでいいのかな、とか絶対考えてしまいます。
大好きで人生を捧げてもいいと思えるような恋人ができたとしても、フラれて別れてしまうかもしれない。そこで泣いても、またそれ以上に愛する人に出会えたりして、気づけば笑っている。そんなこともありますよね。

歩みを止めないこと、次へ次へと進んでいくこと。それが生きて行くこと、人生ということなんだという価値観を学ぶことができるフレーズです。

 

最後に

日々、常に歩みを止めない僕たちの人生のことを「忙しい僕ら」と題して歌われるこの歌。普段僕たちが使う「忙しい」はネガティブな意味で使うことが多いですが、そういった意味でこの歌の「忙しい」は、とてもポジティブな意味で使われています。
「忙しい」という言葉にさえ、こうして二面性があります。希望を捨てず、前向きに、日々を刻む。そういう生き方をしていきたいものです。

 

 

コメント

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