Mr.Children「クラスメイト」浮気相手を請け負ってしまった男の心境とは…

歌詞から人生を学ぶ、かずの『歌詞学』の時間でございます!
今日の教材はMr.Childrenの「クラスメイト」です。再会したクラスメイトと恋に落ちるも、彼女の方には彼氏が…。抵抗できない恋心の結果、浮気相手を請け負ってしまった男の気持ちが繊細に描かれている歌詞が僕のどストライクです。

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もうね、「教材ミスチルばっかじゃん!」と言われてもミスチルファンなので!ということで押し通る所存です。個人ブログなので許してください。個人ブログなので自由にのんびり見て行ってください。

 

全体の解釈

まずはこの曲の歌詞から読み取れる世界観の全体像から書いていきます。
【歌詞全文はコチラ参照】

オシャレな雰囲気のメロディーに乗って、サビだけを聞くと「元クラスメイトと再会して恋に発展」という、誰もが一度は憧れるシチュエーションの曲に聞こえますが、歌詞全体を見ると、彼女には彼氏がいて、“僕”は浮気相手であることがわかります。

この曲は、「元クラスメイトと再会して恋に発展」という、誰もが一度は憧れるシチュエーションのなかで恋に落ち、浮気相手を請け負ってしまった男の切ない心境が表現された一曲です。

歌詞を見るだけではっきりわからず、僕が気になることは、再開して付き合うようになったとき、“僕”は彼女に彼氏がいるのを知っていたのかどうか、ということ。
おそらく、①再会して恋に落ちる②彼女には彼氏がいることを打ち明けられる③でも、“僕”の気持ちはもう止められなかった。という感じだろうとは思うのですが。

そんな“僕”がいる一方で、彼女の方は彼氏と別れてしまうという選択肢は取れないままでいる感じですよね。
歌詞を上から読んでいくと、日曜の朝から会うことはできない事情があるということ、3時にやっと会えて遅めのランチを食べる。夜はそのまま過ごして、月曜の朝にタクシーで彼女が帰っていく。それがたまらなく寂しいと歌っていますから。

「恋は落ちるもの」だし、落ちてしまったからと言って一筋縄ではいかない事情があるときも、そりゃありますよね(…何か思い出したらしい)。

 

歌詞の深読み

では、ここからはかずの主観で歌詞をポイントでつかみながら、この歌詞の世界観を深読んでいきたいと思います!
 

多忙な仕事あっての優雅な暮らし
なのにやり切れぬ oh sunday morning

多忙、優雅、という言葉から、“僕”はいわゆるエリートなのではないかと読み取れますよね。大手企業でバリバリ働いて出世街道を進んでる。そして、容姿もイケメン。そんな“デキる男”なのではないかと僕はイメージしています。

なのに…、そんなおれなのに…!恋愛の方ではやり切れない思いをして苦しんでいる。先に歌詞の全体を見て「“僕”は浮気相手なんだな」という視点で見ると、仕事はバリバリできる“僕”と、彼女の本命彼氏には今のところリードを許しているしまっている“僕”のコントラストを強調した出だしの歌詞だと思えます。
 

陽は傾き街は3時
少し遅い君とのランチ
後ろめたさで微かに笑顔が沈んじゃうのは
仕方がないけれど

「3時」と「ランチ」の絶妙な韻の踏み方がオシャレなこのフレーズ。
さっきの「やり切れぬ sunday morning」が先にあるので、昼下がりも終わりかけの3時になり、やっと彼女と会えたことがわかります。おそらく…土曜から日曜に朝にかけて、彼女は本命彼氏といっしょに過ごしているのでしょう。

だからこそ彼女が背景に抱える「後ろめたさ」。待ち焦がれた彼女に会ったけど、その彼女の沈んじゃう笑顔をみる“僕”の気持ちはどんなものでしょう。。
 

3ヵ月前の再会から 思ってもないような急展開
今じゃもっと彼女に恋をして
もう振り出しに戻れるわけない

ここで2人に何があったのか、ネタ晴らしの歌詞が入ります。
再会から3ヵ月。懐かしさから燃え出したお互いの相手の興味は恋心に急発展。その想いはどんどん強まっていく。…そんな感じなんでしょうね。

「もう振り出しに戻れるわけない」というフレーズでは、“僕”がこの切なさに本当に悩んでいるのがわかります。戻りたくなんてないけど、戻れればこんな思いはしなくて済むのかな。なんて考えているワケですね。
 

もう時期来る君のBirthday
迷わず僕だけを選んで
ごめんよ いつも困らすばかりで
しばらくは彼の話はやめとこう

もうなんだか、ランチも食べ終わるタイミングで、「今度誕生日だよね。おいしいイタリアンの店があるんだ。そこで俺にお祝いさせてくれよ」って切り出す“僕”のようすが浮かぶようなこの歌詞。「彼氏じゃなく、迷わず僕を選んでくれ」という話をするのは初めてではないのですね。そのたびに彼女を困らせてしまっているのでしょう。

そして僕が個人的に気に入っている箇所がココ。「しばらくは彼の話はやめとこう」は、「しばらく別れの話はやめとこう」とも、歌を聞いているだけだとどちらにも取れます。これは桜井さんの狙いだったりするのでしょうか。ちなみに僕はずっと「別れの話」だと思っていました。
 

明け方の歩道「じゃね またね」と彼女
走り去るTAXI
マンションのベランダに立って手を振る僕
たまらなく寂しい

切なさマックスの部分ですね。もう、描写がオシャレ過ぎです。都会って感じもしますよね。
そしてついに漏らしてしまう本音…「たまらなく寂しい」
 

そして今日も街は動き出す
行き交う人並み
from sunday night to monday morning

月曜の朝になり、彼女は帰って行ってしまった。日常に…。本命彼氏のいる日常に…。
「今日も街は動き出す」「行き交う人並み」という歌詞で、すべてが日常に戻っていくのを感じている“僕”が描かれていますよね。

「日曜の夜から、月曜の朝へ…」

ここで出だしの歌詞です。僕の日常にはまた「多忙な仕事」が待っています。彼女の日常には、本命彼氏が待っています。…ああ、なんと切ない。

 

けだるいようで、サビの部分では盛り上がりもあるメロディ。それにこれらの歌詞が溶け込んでいる、僕の大好きな曲のひとつです。

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