Mr.Children「addiction」歌詞解釈。何かに依存する心との葛藤。何への依存なのかは人それぞれ。

Mr.Children「addiction」歌詞解釈。何かに依存する心との葛藤。何への依存なのかは人それぞれ。 歌詞学

「重力と呼吸」のアルバム曲から8曲目の歌詞学記事。今回は「addiction」です。そしてこの記事にて、「重力と呼吸」収録曲はすべて歌詞解釈を書いたことになります!「himawari」と「here comes my love」は、アルバム発売前に歌詞が発表されていましたから、そのタイミングで書いていたのです。

さて、今回のこの「addiction」という曲、一番解釈に悩みました。というのも、いろんなケースが考えられるから。

“addiction”は英語で“依存”という意味の単語ですが、果たして何に依存していると捉えるとしっくりくるのか。と考えたときに、「結構なんでもしっくりくるな」というのが僕の感覚だったのです。

なので、この曲は敢えて細かく妄想せずに、シンプルに依存心との葛藤というテーマで解釈していこうと思います。

 

歌詞全体の解釈

まずはこの曲の歌詞全体について。

【歌詞全文はコチラ参照】

イントロがすごいカッコイイですよね。ちょっと今までのミスチルにはなかった感じがしますよね。

冒頭に、「addiction」は依存で意味ですと偉そうに書きましたが、僕もこの記事を書くために調べて知りました。英語は高校時代から天敵です。

ホントはGoogle先生に聞いたら、“嗜癖”とか“常用癖”なんて難しい言葉が前面に出てきましたが、そのなかに“依存”という訳もありました。“依存”と訳すると、この曲の歌詞はスッと意味が通ります。

依存する心と、それと葛藤する心。その格闘の様子が書かれていたり、また依存というものそれ自体のことを掘り下げて書いている歌詞にも見えます。

 

歌詞の深読み

では、ここからは、歌詞を抜粋しながら、この歌詞を独自解釈で深読みしたいと思います。

 

週末を跨いだ長い連休を前に
街は少し浮き足だって
行楽地を目指して渋滞が始まった
排気ガスを撒き散らして

出だしの歌詞です。最初の3行目までは楽し気な感じの詩ですが、最後の「排気ガスを撒き散らして」がこの楽し気な状況を心から歓迎していないことをにおわせるようです。

 

windowに移り込んだ男は今
無表情を決め込んで自分を圧し殺してる

さらに次の歌詞では無表情という言葉も。そして「自分を圧し殺してる」ときたもんだ。完全になにかありますね。

 

どんなに言い聞かせても
変われぬものがあるよ
欲しくてたまらないよ

そしてサビの歌詞です。ここで何かに依存している心が歌われるワケですが、ここで出だしの歌詞を見ると、この依存心を抑えている状態だから、長い連休も行楽地に向かっていることも楽しく感じられてないのだと想像できます。

ちなみにですが、何に依存しているのか。という疑問についての僕のなかでの解釈は、浮気心だと思っているところがあります。僕が浮気したいと思っているって意味じゃないですよ(笑)あくまでこの歌詞の解釈としてです。

浮気心だとしたら、正規の恋人や家族と行楽地に行くより、浮気相手と行きたい!という感情ということになり、それはそういうものかも、と想像がつきやすかったからです。

 

ほら 誰かが今日も
それを持て余してるよ

これは依存心を持っているけど解消できずにしまい込んでいる状態を指すのではないでしょうか。

ここでは、“僕が”とか“男が”とかではなく、“誰かが”となっています。この歌詞、全体的に客観的な視点なんですよね。これは大きな特徴だと思います。

だから、僕もこの歌詞は浮気心のことを歌ってる!と絞り込まずに、依存心って何でもこういうものよね、と歌っているのではないかと解釈したくなったでのす。

 

上級者は誰にも感づかれぬように
上手いことやってるらしい
あちら側の自分と
ここで生きる自分を
冷静にコントロールして

だけどここは浮気心のことを言ってると考えるとしっくり来たりするんですよね。

ま、それは置いておいて。依存している自分を自覚して、なんでもないように振舞うときと、リミットを外して依存にどっぷりはまるときとをコントロールする。

依存している自分を認めつつ、楽しみつつ、それでも世間にはまともな人間として見てもらうために、冷静に自分をコントロールする技術を身に着けようとするのかもしれません。

 

そろそろwooferに身悶えて
その衝動が今君の理性をぶち壊してく

wooferって何だ?と思ったのでこれも調べました。低音再生を担当するスピーカーユニットのことらしいです。重低音のように胸の底に響くように湧き上がってくる依存心のことを表現しているのでしょうか。

 

どんなに言い聞かせても
今日は大人しく出来ても
またすぐ欲しくなるよ
more more more!

最後の歌詞です。これより前のサビのメロディ部分と同じく、依存する心とそれに流されまいと葛藤する心について表現されています。

歌詞の話ではないのですが、桜井さんの歌い方が「今日は大人しく出来ても」のところでググッと盛り上がる感じがめちゃくちゃ好きです。

 

まとめ

やはりこの曲、深読みする解釈は難しいです。一般的に依存心との葛藤とはこんな感じ、という捉え方しか、僕自身ができていないからだと思います。

依存心て、ある意味で人間には重要ですよね。依存というと、アルコールやタバコ、どろどろ系の色恋沙汰など…よくないものへのイメージがありますが、執着するものや我慢してもそちらに気持ちが向いてしまうものって、どこかで人間、持ってないとつまらないと思うんです。

依存心とうまく付き合い、自分が自分らしく納得いく人生を送るために、普段は胸のうちに秘めて日々を過ごしつつ、ときにはその依存心を解放することも大事なのかなと、今の僕は思います。

僕は今、完全に我が子依存なものですから。

 

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