色が溢れて華やぐ時

Degi Hari
 
色のない交差点で、色のない人たちが行き交うのを見ながら、
やはり色のない僕の足が歩いていた。
でもそのとき、1人だけ、とてもとてもカラフルに見えた。
それは春の日の一日のような、
クリスマスのイルミネーションのような、
あたたかくでキラキラした景色だった。
 
これは恋だと、わかった。
すれ違い、そのまま遠ざかっていく恋だけど、
目の前の景色は、すべての色を取り戻していた。
 
 
(※この詩はまったくもってフィクションです)
 
 

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