「真田丸」第17話。信繁が「何者なのだ、お前は」と言われた理由を検証

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「真田丸」第17話では、ついに、真田信繁の“人を引きつける体質”について
ツッコんだ人物が出てきました。山本耕史の演じる石田三成です。
「上杉に気に入られ、徳川にも取り入り、
 殿下(秀吉)の心をあっという間につかんでしまった。
 何者なのだ、お前は」
というセリフでした。信繁の“人を引きつける体質”についてちょっと検証してみます。


「真田丸」を見ていて僕がとても気になっていたことが、まさにこれ。
信繁みたいな“人を引きつける体質”、僕にもあったら仕事もやりやすいのに!
なんて思っていたのです。
そのことに冷静に気づき、ツッコんでくれる奴はいないのかと思っていました。
  
そしてそのときは先日の17話にやって来ました。
なるほど、石田三成ですか。適任者だ。
信繁のことを冷静に観察していました。
きっと三成も、信繁の体質がうらやましかったに違いない。
 
 
 
と言いつつ、僕のなかでは答えはなんとなく見つかっていて、
信繁は、とにかく実直で誠実な男だからだと思うのです。
それがきっとその体質の根源。
 
自分の成長や真田家のためになることは積極的に取り組み、
また、身の回りの人間に対しても誠実で、人間味豊かに接します。
滲み出る一生懸命さが伝わって、裏表のない男だと感じられることが、
混沌とした乱世において近づく者の心を安心させたのでしょう。
 
一度裏切った上杉の元へ単身向かったときのシーンはゾクゾクしました。
上杉景勝も涙を流していて、僕のとても好きなシーンです。
それにより景勝に気に入られ、秀吉のいる大坂へ行くチャンスもつかんだのです。

 
 
そしてもうひとつ、とても頭が切れること。
10話「妙手」で上杉との戦芝居を行うという機転、
13話「決戦」で徳川方7千の兵を2千の兵で退けた父・昌幸の策において、
最前線で敵をおちょくって挑発するという役もなんなくこなしました。
 
やはり、実直で真面目でも、乱世で生き抜く力がないと重宝されません。
信繁には、父譲りの切れる頭があり、さらにそれをやり遂げる能力も備わっています。
求められた以上の結果をきちんと出すこと。
それを積みかさねてこそ、実力を認められ、一目置かれるのです。
 
三成の「何者なのだ」という問いに対して、
「真田安房守の次男坊です」という答えもなかなか粋です。
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人として好かれる、信頼される人というのは、きっと現代でも一緒ですよね。
実直に誠実に。ポジティブに自分を成長させる。
そして自分に自信を持ってものごとに挑むこと。
それによってきっと結果も出しやすくなります。
 
これができれば、真田幸村になるのも夢じゃない。
ただの昔話じゃなく、学びがたくさんあるのが
真田丸の素晴らしいところだと思っています。
 


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NHK大河ドラマ「真田丸」オリジナル・サウンドトラック 音楽:服部隆之

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