今日はひょんなことから近くの公民館のイベントに行きました。
公民館のすぐ隣には小学校もあり、その体育館も会場となっていました。
その一角では、さまざまな児童たちの作品が展示されています。
そこに、こんな作品群が。
ふむ、これはあれですね。
将来なりたい職業に就いた自分を作ってみたよという感じですね。
なるほどー。
スポーツ選手やパティシエなんかの割合が多いですね。
僕らの時代とはそこまで変わらないのかな。
まあ、パティシエなんて言葉はまだ普及してなくて、
ケーキ屋さんとかだったと思うけど・・・。
なんて眺めていると、
ん??
ひとつ、珍しいものがあります。
ちょっと手前をアップ、アップ。
これです!
タイトルは「会社へ出勤」
なんと、普通の会社員です。
男の子の作品ですね。
そういえば、最近の子どもに将来の夢を聞くと、
「公務員」とか「会社員」という答えの割合が一昔前より増えていると言います。
この男の子もそんな感じなんですね、きっと。
しかし、この作品を見てみると、パソコンに向かっている姿ではありません。
ブラウンのカバンを手に、スマホで電話をしながら颯爽と歩いています。
・・・この辺には似合わない、シティ感あふれる一場面です。
いや、都会に行きたいのかもしれませんね(笑)
しかし、そうです。何となくカッコイイのです。この会社員。
表情も、凛々しい顔をしています。いかにもデキそうな会社員・・・
いえ、この雰囲気、ビジネスマンという表現が正しいでしょう。
会社員というと、特色がなくて何となく地味。
まあ、誰でもなれる。
そんなイメージがありますよね。特に子どものころは。
しかし、こんなふうに凛々しい顔つきで働くビジネスマンは、
たぶんそれほど多くないですね。僕の経験上ですが。
これが疲れ切った表情だったり、
へこへこするだけの自分を持ってないサラリーマンなら、
男の子は会社員には憧れませんね。きっと。
この男の子はカッコイイ会社員になりたいのです。
できるビジネスマンに。
安定や標準を求める気持ちで会社員をチョイスしていない。
そんな気持ちが伝わってきます。
そうだ、僕たちはそれぞれの能力と社会的使命を持ったビジネスマン。
そんな“憧れられる”会社員にならなきゃいけないな。
ひょんなことで出向いた地域のイベントで活力をもらった作品でした。
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