投資というのはまず、自分にすることが大事。というのは今まで読んできた自己啓発関係の本の受け売りですが、これは真理だと思います。自分に投資すること、それが一番簡単に実感できるのは、ランニングではないかと僕は思うのです。
受験勉強や部活動を経験した人は多いと思います。そして就職活動も。しかし、就職したらもうOK!なんて考え方では、これからの時代、非常に危険です。
ひとつの就職先に骨を埋めるという生き方は、確かに素晴らしいことです。しかし、あなたの会社、10年後も確実にあると断言できますか?そしてもし、無事定年を迎えるまでその会社で働いても、その先どうしましょう。僕たちの世代は、せっせと納めてきた年金がきちんと満額支払われるなんていうのは、ほぼ期待できないですよね。少子化で僕たち以下の世代の人口が減っているんだから。
では、どうするか。会社や国に「お願~い」と頼るのではなく、自分に頼るのです。
今の会社がつぶれても新たな会社に就職できるだけのスキルを持つ。自分で稼ぐ力をつける。少なくともこういったことが必要なのです。
それに必要なのが“自己投資”。投資というと難しそうですが、理屈はとても簡単なことです。
◆投資はまず自分に
自分の頭に知恵や知識を投入する。これはユダヤ人の教えだそうです。財産を奪われても、自分の頭の中にある知恵や知識は誰にも奪われないという考え方のもと、こういう教えを幼少のころからかつてのユダヤの人たちは親に叩き込まれたそう。
株や為替、土地、不動産。僕たちは投資という言葉を聞くとこのようなものを思い浮かべますが、それよりもまず、自分に投資をすることが先決なのです。
◆ランニングのススメ
自分への投資というものがイマイチうまくイメージできないという方は、ランニングをはじめてみることをオススメします。
ランニングという行為は、体も心も疲れるし、何より運動できる服に着替えて外に出るというまでがとてもおっくうなものです。
ですが、いざ走り始めてみると、これが何とも趣深いものです。そういうおっくうさを乗り越えて、体を鍛えている。疲れるだけなのに、一人黙々と走るという行為を続ける自分。
おおよそランニングをしている現在にはメリットなんて何もありません。あるのは、より健康的になったり、より引き締まった体になった未来の自分のイメージと、それに向けて走っている自分だけです。
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