真田丸の19話、タイトルはすばり、「恋路」。
これは若き日(2~3年前)に恋愛に悩み苦しんだ僕にとって学びの多い回でした。
今回の見どころは、まあたくさんあったのですが、
僕がもっとも「そうか~!」と思い知らされたのは、秀吉が茶々を口説く場面。
男の恋愛は、やっぱり真っ向勝負が一番効く!ということなんですね。
その場面は、今日の19話の最後のシーンでした。
かなりの年の差がある秀吉と茶々。
それが側室ではありますが夫婦になってしまいます。
軽く調べると、このとき秀吉50歳、茶々18歳と、32歳ほども離れていたそうですね。
しかも、茶々にとって秀吉は親の仇。
これほどまでに過酷な恋路など、あるでしょうか。
いくら天下人目前の人間であっても、
「いやいや(笑) おっちゃんわきまえたまえよ」と言いたくなるところ。
しかし、茶々が秀吉の妻になったのは史実。
それは、秀吉が真っ向勝負で恋路を突っ切ったことが結果を呼んだのだと思います。
その手腕を「真田丸」の19話から見てみたいと思います。
①「惚れちゃった」と正室に相談
秀吉は、正室である寧に、「茶々に惚れてしまった」と遠慮なく漏らします。
時代が違うとは言え、これはすごい。ものすごい図太さです。
すかさずそこに突っ込みながら、露骨に不満そうにする寧。
しかし、秀吉ったら、その寧にさらに「どうやったら茶々落ちるかな」と相談。
寧は突き放すように言いました。
「茶々にとってあなたは仇。小細工せずに真っ向勝負したら」
そして秀吉。「それで落ちるかな?」
寧「知りませ~ん」
うん、そうなるよ。常識的に考えて。
②素直に真っ向勝負する。
しかし秀吉は、寧のアドバイスに従って茶々に真っ向勝負をかけます。
肩を取って、「『日の本一、幸せな女だった』と言わせて見せる」とのたまいます。
なるほど、まさしく小細工なしの真っ向勝負。
でもね~、平成の時代ではよくこう言うのですよ。
・・・ただしイケメンに限る。
なのに、ああそれなのに!
秀吉は茶々を妻にゲットしちゃいます。(秀吉が非イケメンだったかは謎)
茶々曰く、
「あの殿下が若い男のように必死で私を口説いていた。
そして、『日の本一、幸せな女だったと言わせて見せる』と言った。
・・・私はそう言ってみたいと思った」
告白のセリフを検索している男性諸君!これですよ!
やはり、男は黙って真っ向勝負です!
あ、でも、
・・・ただし天下人に限る。
冗談です。そんなことはないと思う。
かくして、寧の投げやりなアドバイスは皮肉にも効果テキメン、
見事に茶々のハートを射止める一手となったのです。
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◆まとめの分析
僕も過去に、友人に間に入ってもらって、
「かずが君のこと気になっているらしいよ」と伝えてもらったこともあります。
これしきのことを小細工と呼べるかは別として、僕は小細工を使った。
それが見事に裏目に出ました。
「人づてじゃなく、ちゃんと直接言ってほしかった」
体のいい断わり文句かもしれませんが、
その断わり文句の余地を作ったのは、紛れもなく僕自身でした。
幸い今では婚約者がいますが、やはりこの当時は後悔しました。
だから、今回の真田丸を見て、
やっぱ男は真っ向勝負だよな~と改めて思いました。
(婚約者にはちゃんと面と向かって告白し、プロポーズもしましたよ!)
好きな女の子と付き合えるという結果はもちろん大事ですが、
その過程も大事なものです。
結果ダメでも、「あのとき、真っ向勝負で気持ちを伝えた」
その経験と事実が男を強くするのも事実です。
そしてそれが一番結果を出しやすい。
それを迷える男性諸君に教えてくれる、楽しく学べる一話でした。
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