『直虎』43話。万千代の野心と直虎の使命。それぞれの大事なもの

『おんな城主直虎』43話について、2記事目です(笑)だって、万千代と直虎の言い合いと、その後の両者のシーン、違う感情でだけどとても印象に残ったから。書いておきたかったんです。

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万千代の活躍。カッコよかった…

いやはや、万千代は見事な人間ですね。どんなに小さな役でも最高の結果、いや、もうどんな人も想像につかない成果を叩き出す。投げ草履に始まり、武具の完璧なメンテナンス、そして今回の曲者の確保。

特に今回の手柄は探偵物でも読んでいるようでした。シャーロック・ホームズもきっとビックリしてる。
ふと感じた曲者の気配を気のせいに留めず、隅々まで陣中を調べ、薬箱の結び目なんて犯人もないがしろにした細かい部分に気づき、犯人の存在とトリックに気づきました。

しかも、それを寝たフリをして現行犯を捉える機転。そしてその後の格闘。家康を身を挺して守る姿はもう完全に武士でしたね。
と思っていたら家康の布団に槍まで忍ばせてるし、犯人の近藤武助の自殺も食い止めるし。もう完璧!

アクションに胸が高鳴るシーンでした。

 

万千代の野心。直虎の使命

万千代の活躍の裏で心配なのが、直虎と万千代の間の亀裂ですよね。
武家としての井伊の名を取り戻し、一万石もの手柄を手にした万千代。その勢いに乗って、万千代の野心はどんどん膨らんでいきます。

一方の直虎は、井伊の名よりも井伊谷の土地、そして何よりそこに住む人々を守ることを一番に考え動く直虎。万千代が治めることにより、井伊谷をガチガチの武家の土地にしてしまえば、同じ武家に奪い、奪われる土地になってしまいます。

「武家とはそういうもの」と言う万千代。それを「くだらぬ」と一蹴する直虎。
万千代の野心も、直虎の使命も、恐らくそれぞれに正しい。確かにこの時代、万千代の野心は武家としてまっとうです。

 

生き方の違い

しかしこれは単純に生き方の違い。大事にするものの違いです。その後のシーンはそのことを示すようでした。

直虎の、祐椿尼との互いを思いやるやり取り。万千代は(寝所ではありますが)槍を片手に戦い、肩に手傷を負い、手柄を立てましたが、直虎は武器を取らず、誰も傷つかないよう、見事に国を治めて来たんだよな~、と感じるシーンでした。

対して万千代。家康の家来衆の末席に加えられ、大躍進!ですが「寝所での手柄…」という揶揄を受けます。
しかし、そこで万千代は見ている僕たちの胸もすくような、ゴリゴリの自己アピール!

あれだけのおっさんたちを前に、ここまでの言動はスゴイ。まさに野心むき出し。でも、男らしくてすごくイイ!と、同じ男として完全に負けを感じるシーンでしたが、男の生き方を感じる一場面でした。

 

このように、二人の生き方は対極的。でも、同じ家のもの同士。この溝がちゃんと埋まっていくといいな、二人の野心と使命がどちらも叶っていくといいなと思う今日の43話でした。

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