人生において、図々しさは大事です。
最近、仕事に忙殺されています。
と言っても、こうしてブログを更新する時間は確保しています。
確保するようにしているのです。
残業はポリシーに反するのでしません。
残業するのはクセになると抜けませんからね。
時間内にその日にやるべきことは終わらせる。
明日できることにまで手を広げない。
こう考えれば残業はなくなりますし、したとしても最小限で済みます。
これを実行するのに図々しさがいるのです。
◆図々しさがないと社畜にされる。
社畜という言葉は本当に言い得て妙ですよね。
こんな言葉が普及しているということは、
そのような状態にある人がたくさんいるということです。
図々しさのないイエスマンだと、
僕たち平社員はカンタンに社畜にされてしまいます。
僕も、自他ともに認める優等生気質なのですが、
忙しい最近は特に、図々しさを意識しています。
優等生気質は損をすることも多いのです。
読んでくださっている方の中にはうなずいてくれる方も多いと思います。
図々しさがなくイエスマンでいると、優等生気質の人間としては
その仕事の用途や目的もよくわからず、“とりあえず”やってしまいます。
ただ言われた通りに動いてしまいまうのです。
そうしたところ、やり遂げた仕事の位置づけもはっきりせず、
自分にはその経験値が半分くらいしか入って来ません。
RPGにハマった方はわかると思いますが、これは実にもったいない!
また、あれこれ聞かずにとりあえずやってくれる社員は
仕事を振る方としてはとても使い勝手がいいです。
◆図々しくなるには自信が必要
優等生気質の人が図々しくなるのは難しいです。
しかし、意識さえ変えれば3日もあればできます。
必要なのは自信です。
自信を持つというのは、得てしてまじめで優等生タイプな人こそ苦手です。
謙虚で向上心があるからでしょうね。
しかし、謙虚ゆえに自分か過小評価するというのは間違っています。
自分の実力を信じてこそ、謙虚さも凄みを持ちます。
そうすることで、どっしりと構えた図々しさが備わり、
自分のやる仕事の必要性や重要性、何を求められているのかを確認して
取り組む視点が芽生えます。
優等生気質のあなたにはきっとなんでもできる。
恐れることはないのです。
堂々と自分の意見を主張したり、自分らしさのある仕事をしましょう。
◆図々しいと態度がデカいをはき違えない。
最後に、これをやったらただのデキない人になってしまうというポイントを。
イエスマンがダメだからと言ってノーマンになるのは違います。
(ノーマンという言葉があるかは知りません・・・)
また、人の言うことを無下に扱うのも違います。
それではただの態度のデカイ人です。
今ある優等生気質に、図々しさというエッセンスを加える。
これが大事なのです。
そうすれば、持ち前の謙虚さや向上心がいかんなく発揮されます。
鬼に金棒なのです。
僕の一番好きな小説「神様のカルテ」の3巻 に、
こんな言葉があります。
あせってはいけません。
ただ、牛のように、図々しく進んでいくのが大事です。
これは、主人公の一止(いちと)が
敬愛する夏目漱石の言葉を引用したものです。
この記事もこの言葉の影響を多分に受けています。
図々しいという言葉は悪い表現に聞こえますが、
焦らず自分を持って一歩一歩前進することが大事なんだと思います。
神様のカルテ、オススメなのでよかったら(^^)
コメント
最後の一言が響きますね。牛のようにずうずうしくかぁ。
自分はどっちかっていうと、控えめタイプなんで、先輩研究者やお偉いさんからは、「もっとガッときてもいいよ。M.I.Fくんなら多少図々しいくらいでちょうどバランスとれる」と言われますね笑。
逆に後輩君は、「その図々しさは良いと思うけど、失敗や挫折することがあったら、それのせい」って言われてます笑。
でしょ。良い言葉ですよね!
思えば牛は自分の歩みを持っている気がします。
しっかり地に足がついてるし、歩幅やペースもどっしりしてます。
そうですか(笑)僕もM.I.Fさんと同じタイプです。
ガツンとはっきり言いなよ!的なこと言われます。
なので、ブログでは主張を言い切るよう心がけています。
奇遇なことに、僕の会社の後輩もスペシャル図々しいですよ(笑)
[…] われる。 そういえば、前にもそんな記事を書いたな。 (過去記事:優等生気質の人は、図々しさを持てば鬼に金棒) と思い返し、いや、図々しさでは足りない。思い切って「傍若無人 […]