「真田丸」第20話。女性って男より全然強い存在だなと思った。

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「真田丸」20話、今回は女性の強さを感じた回でした。
権力や政治といった、いわゆる今でいう仕事に頭がいっぱいになってしまう男。
それに比べて、今回のおこうと寧の言動は夫を思いやってのもので
男としては「女性にはかなわないな」と思わされる内容でした。


まずはおこう。

おこうは、徳川の命によって信幸が稲を嫁にすることになり、
信幸から離縁を言い渡されます。
もちろん信幸も望むところではなく、衝撃を受けるおこうに、
「すまん」と抱擁しながら言いました。
 
これまで、おこうの病弱ぶりと天然ぶりに困惑する表情が多かった信幸だけに、
このシーンは僕のなかで印象的で感動しました。
 
しかし、おこうは病弱でもハートの強い女性でした。
 
信幸と離縁し、当然真田家を出ることになると思っていたおこうが、
侍女となり信幸のそばにいることを選択したのです。
信幸に引き止められるも、笑顔でその選択を通す姿勢。
 
しかも、新たな妻がいる夫ですよ?
政略的なところがあるとしても、それはやはりつらいでしょう。
それを思うと、女性の強さと愛情を感じずにはいられませんでした。
 
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次に、秀吉の正室、寧ですね。
 
秀吉にとっては最高にうれしいことに、茶々が赤ちゃんを身ごもります。
しかし、これまで子宝には恵まれなかった秀吉。
茶々のお腹の子が自分の子じゃない不安もぬぐえません。
 
そんなとき、聚楽第の壁に「茶々の子は秀吉の子じゃない」
といった内容の落書きがされ、秀吉はカンカン。
 
体よく犯人をでっち上げた信繁と三成ですが、
その親類縁者も殺すと言い出した秀吉に
三成がついに感情を出して非難しました。
 
怒りに火がついて三成に切腹を命じかけたそのとき・・・!
寧が駆けつけて秀吉を説教します。
 
「不安なら、茶々にお腹の子が自分の子か聞いてみなさい」と
きちんと秀吉の不安要素を突き、それでいてストレートな助言をします。
 
茶々は「もちろん殿下の子に決まっている」と答え、秀吉は一安心。
この件は落着をみます。
 
 
ここで寧の立場になってこの流れを見てみましょう。

そもそも、寧は秀吉の正室。
これまで長い間秀吉のそばで夫を支えてきました。
 
そこに秀吉が茶々と結婚。
しかも、自分にはついにできなかった
子どもを授かるという役割も、茶々に取られてしまいます。
広い心を持った寧でも、茶々の存在は喜ばしくないはず。
 
それなのに、夫の秀吉が取り乱しているのを叱咤して助言します。
叱咤というのは、得てして本気で相手のことを思っていないとできないことです。

このシーンに、寧の強さを見ました。
天下を動かしていたのは寧かも知れない。
 
 
 
2人のしたたかな女性を見せられ、男は何ともかなわないなぁと感じました。
僕たち男も、目の前の相手や他の人間を本気で考えられる強さを持ちたいものです。
 
 

NHK大河ドラマ「真田丸」オリジナル・サウンドトラック 音楽:服部隆之  
 

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