先日、妻が定期的にかかっている産婦人科の両親学級に参加してきました。
あれはパパになる予定の人は絶対に行っておくべきものです。プレパパ目線での両親学級の体験を書いていきます。
妊娠の週数で参加できる対象も絞られており、ある程度定期的に開かれているこの病院の両親学級ですが、結構な参加があるのだなと思いました。
◆知っているようで知らない知識
最初は男性の先生(ドクター)から、妊娠中の注意点や病気について講義がありました。
妊娠中の食べ物についての注意点や、車の運転のときの注意、妊娠と出産に伴う病気(早産など)の話は、かなり勉強になりました。
うちの妻はなかなかの勉強家で、食べるのは避けた方がいいものの話は、妻から聞かされていた知識でほぼ網羅していました。魚や肉の生ものはダメ(ナチュラルチーズがダメというのが僕個人的にはかわいそうだと思ってしまいます)、魚も健康には良いけど水銀量に注意が必要なこと。などなど。
ただ、早産などの病気についての具体的な知識は二人とも持ち合わせておらず、胎盤剥離の話は怖かったですね。特に「常位胎盤早期剥離」。
胎盤がはがれてしまう胎盤剥離は、はがれたときに大きな血管をいくつも傷つけてしまうことで大量出血が起こる現象。母体も胎児も命の危険にさらされるのです。
そのなかでも、「常位胎盤早期剥離」は、事前の検診では予見できず誰にでも突如起こる可能性があるものとのことで、胎児の命が救えないこともしばしば起こるのだそうです。
症状は、急に起こる継続的な腹痛と、胎動が少なくなることということで、これは知っておかなければいけない知識だと感じました。
ネットや雑誌でいろんな知識が手に入る現代ですが、現場で何度もケースを扱ってきているドクター自身のお話はとてもリアルでためになります。自分自身の体ではないからこそ、夫はいろんな知識を持っておく必要があると感じました。
コメント