今、この本にめちゃくちゃハマっています。
タイトルは『超訳 ニーチェの言葉』
宗教が神や仏など、死んでからのことを説くの対して、
ニーチェは現在生きている人間に対しての哲学を説く人物。
それが僕がニーチェを読んでみようと思った理由。
今回はそのなかでも心に残った言葉について記事を書きます。
そのためニーチェの哲学は「生の哲学」と言われているそうです。
僕たちは今を生きている人間です。
死後の世界なんて関係ないぜ!とまでは言いませんが、
この世に生きている今の大事さとは比べものになりません。
ニーチェはそれをコンセプトに哲学の言葉を紡いだ人物。
・・・というニーチェについての知識はこの本の前書きの受け売り。
僕も今を生きる人間として、このニーチェの言葉には
得るところが多そうだと思ったのです。
実際に読んでみると、日本語訳された本文はとても読みやすい。
ニーチェは19世紀後半に生きた人物で、もちろん昔の人。
でも、本書の本文は現代の日本人向けの言葉、表現で書かれています。
「自分の評判など気にするな」
「一日の終わりに反省しない」
「目標にとらわれすぎて人生を失うな」
「夢に責任を取る勇気を」
メッセージ性の強いタイトルと、グッとくる言葉で綴られる哲学。
読んでいると、まだまだ自分にはやれることがたくさんある!
ははぁ、明日からはこれを意識して仕事に行ってみよう。
なんて気持ちが高ぶってきて、生きるのが楽しみになります。
そんなニーチェの珠玉の言葉が、
歴代の彼の著書から厳選され、190紹介されています。
人生をポジティブにとらえて有意義に送りたい人には名著であること間違いなし!
・・・と思う反面、
この本は、今元気のない人、毎日に疲れている人にこそ読んでほしいな。
と思うのです。
この本は名著間違いなしですが、
人生に対してネガティブになってしまっている人はまず手に取りません。
だから、「元気になってほしい」「いつもの明るいあの人に戻ってほしい」
そう思うあなたからその人へ、そっとオススメしてあげてほしい。
そんな一冊だと感じます。
知らない世界観を発見するのにもっとも適切な本の一冊だと思います。
超訳 ニーチェの言葉
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