働く人の目を覚ます本『手紙屋』

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もはや遠き日に感じるGWの最終日、僕は休日の日課である本屋巡視に出かけました。
そこで、すばらしい本に出会いました。
 

手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~

就活がテーマの本ですが、
僕の“これは今の自分に必要な本だレーダー”が激しく反応したので購入。
僕のレーダーの感度は調子が良いようで、本当にいい本だったのでご紹介です。



 
■『手紙屋』はこんな本
ストーリーがあって、小説の形で進んで行きます。
しかし、内容は自己啓発にあたると思います。
 
就活中の主人公は、、「手紙屋」という謎めいた広告を見つけます。
手紙屋なるものは、10通の手紙をやり取りする文通のなかで、
あなたの実現したいことを手伝う内容を伝えるというのです。
 
現実にあったら非常に怪しく高飛車なビジネスですが、
この手紙屋が書く手紙の内容がめちゃくちゃ秀逸なのです。
主人公はこの手紙屋との文通を通し、成長しながら就活に取り組むのですが、
同時に読者も、成長のエッセンスを得ることができる、そんな本です。
  
 
■お気に入りの言葉と考察
手紙屋なので、というかそれ以前に本なので当然ですが、
言葉から僕たちと主人公は働くことについて、成功について、
人生について学ぶことになります。
以下、僕の個人的琴線に触れた言葉をピックアップします。
 
 
「あなたの能力は、今日のあなたの行動によって、開花されるのを待っています」
その人には、その人自身が気づいていないいろんな能力が備わっているもの。
「こんなこと、初めてやったけど良くできた。すごく楽しかった」
なんて思った経験は誰にもあるもの。今日の行動がすべての始まりなんですね。
 
 
「相手にこうなってほしいという称号を与える」
「あなたは優しい人だね」と言ってあげると、
その人は自分に優しい人間であろうとするという考え方です。
どんな人も、優しい一面と優しくない一面を持っています。
どちらを引き出すかは、自分がその人をどう捉え、
どんな称号を与えているかにも関係があるのです。
 
このブログを好んで訪問してくれて、コメントをくれたり
拡散してくださる方は、ホントにマメで思いやりのある人です。
(いいことはすぐ実践します 笑)
 
 
「夢を実現させるためには、あなたの頭の中にいつも“天秤”を用意すること
片方の皿には手に入れたいものを、もう片方にはそれに釣り合うものを
釣り合う量だけ載せることで、それは手に入ることになる、という考え方です。
当然のようですが、だから夢を叶えた人は「叶ったのは当然」と考えるのだそうです。
釣り合うとわかているものを自分の手で載せているので、
確かに本人には釣り合って当然なのでしょう。
 
お賽銭1,000円を片方に載せても、釣り合いません。
それなのに「人生は思い通りにいかない」と言うのが、夢に破れた人のスタンスなのです。 
 
 
「“目の前にあるものに全力を注いで生きる”ことは、
 何よりも大切な成功法則といえるでしょう」
将来において、どんな経験や能力が役に立つかわかりません。
自分のテリトリーを決めないで、いろんなことに取り組むことで人間の厚みが増します。
これに僕はとても共感しました。
 
youtubeでミスチルのPVを見まくっていた僕は、
会社の商品のPR映像を作ったときに、次々とインスピレーションが湧いていきました。
チラシを作るときにも、写真と文章を扱ってわかりやすく見せるアイデアは、
ブログを書く習慣があったことで難なく完成。好評の仕上がりとなりました。
趣味でも、目の前にある“やりたいこと”を徹底的にやることです。
 

「自分を変えてくれるような本を読み、 自分の意見を書き綴っていく。
 このことで自分を磨くことができる」
ブログを書いているの僕としてはとても背中を押させる言葉でした。
まさに今、自分を変えてくれた本を読み終わり、
自分なりの意見を書き綴っています。

一応読者に向けて書いているつもりですが、こんな長文読む人いるのか?
・・・とにかく、まずは自分のためです。
ブロガーのみなさん、ブロガーの明日は明るいですよ!
 
 
「止まっている人は、止まり続けようとする。 動いている人は、動き続けようとする」
慣性の法則は人間の生き方にも当てはまります。
自分を磨いて、夢を実現するための行動をとることを
“習慣化”することが大事なんですね。
動き出さない人はいつまでも腰が重いままです。
その差は広がり続け、夢を叶えた人と叶えられなかった人の差になる・・・。
こわい!動かなきゃ!

「習慣は人生を変える」は真理だと思います。
 
 
 
■まとめ
以上のピックアップのように、手紙屋が手紙で主人公に見せる世界観は独特です。
しかし、そのすべてが納得できてしまうのです。
ほとんどの人が知っている事実や考え方を、
別の角度から、もっと深いところから見ている感じがします。
 
最後には、「情熱」を持って本当にやりたいことに取り組み、
「勇気」を持ってチャレンジし、行動することが大事というまとめ方になっています。
 
「情熱」、「勇気」、現代社会では使い古されて陳腐に聞こえてしまう言葉も、
この本を読み終えるころにはその言葉本来の力を取り戻したように感じます。
そんな風に感じるピュアハートになっていました。
 
思うに、現代社会とそこに生きる僕たちは、いろいろ考えすぎなのです。
漂って見える不透明でもやもやしたものは、幻覚ではないのでしょうか。
「情熱」と「勇気」で、すべてのことは実現し、幸せになれるのではないでしょうか。
 
「絵空事を言ってやがるぜ」と思う方は、読んでみてください。
思いながらも読まないという方は、現代社会のもやもやにそのまま飲み込まれてください。
 
『止まっている人は、止まり続けようとする。 動いている人は、動き続けようとする』
名著です。ぜひ多くの人に読んでほしいです。
 


 
 
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コメント

  1. […] 動かされいてる他の参加者に踏みつぶされるかもしれません。 しかし、勇気を持って行動することが大事です。それによって、今までの僕と、取り巻く現状を打破できるかもしれない […]

  2. M.I.F より:

    途中、めっちゃお褒め頂いた感・・・!!笑

    どの言葉も考察も素敵です。
    たとえ回り道でも後退であっても、進み続けるってのは重要かもしれません。
    自分の好きな言葉に、微生物学者パスツールの「チャンスは準備された心にのみ舞い降りる」っていうのがあるんですが、まさにそんな感じですよね。

    • かずかず より:

      えっと、本の下りですか?

      おお、一番うれしいコメントですね。どうもです!
      後退でも進むですか、深い言葉ですね。いただきます(笑)
      ほほー、パスツールさんはじめましてですが、いいこと言いますね!
      『Good Luck』という自己啓発本も、それと同じことを言ってた気がします。

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