「途中の一歩」成長し続けたいなら惰性で生きちゃダメ

このサイトの記事内では「アフィリエイト広告」などの広告を掲載している場合があります。
消費者庁が問題としている「誇大な宣伝や表現」とならないよう配慮し、コンテンツを作成しておりますのでご安心ください。
問題のある表現がありましたら、お問い合わせよりご一報いただけますと幸いです。

 

たまに読みたくなるジャンルの本。
恋愛小説。
28歳のかずです。
 
今回チョイスしたのは雫井脩介さんの「途中の一歩」という本。
 

 
お初にお目にかかる作家さんだったのですが、
僕の文庫選びで大きなウエイトを占めるのは設定。
恋愛小説だとドロドロしたりコアで濃ゆい感じのは好みません。
今回も、裏表紙の紹介文を見て購入しました。
 
 
■マンガ業界を取り巻く人たちの恋愛模様
設定はマンガ業界。
マンガ家、マンガ誌の編集者、その友人たち男女7人の物語です。
ちょっと変わった設定だなぁと思ったのですが、
ジャンプの「バクマン。 をコミックスで読んでいたので読みやすかったです。
 
マンガ家の恋愛ってどんなんだろう。
そんな暇あるのかな?と思って読んでいましたが、
やはり締め切り前でデートの約束が流れたりという場面も多かったです。
きっと、実際にそうなんだろうな。
 
 
■結構いい年の登場人物たち
登場人物は29~38歳といった年代の人たち。
結構みんないい年(笑)
でも、そこがこの本のミソなんですよね。
 
マンガ家も、編集者も、OLも、それぞれに仕事に対して悩み、
それぞれのスタイルを持って生きています。
そしてその生き方は、この年になると良くも悪くも型が決まってくるものです。
そこからの変化を求めながらも、それがなかなかうまくいかない。
その葛藤をそれぞれ生きる姿から感じることが多い小説です。
 
 
■”途中の一歩”という哲学
あらすじをズラズラ書いても仕方ない。
というのが僕の読書ブログのスタイルなのです。
それよりも、響いた言葉や考え方などが自分にとって有益です。
 
この「途中の一歩」という作品では、まさにタイトルである
“途中の一歩”という言葉の哲学が僕にとってすべてでした。
 
“途中の一歩”とは、マンガ誌の編集者である西崎綾子が言った言葉。
——————–<引用>——————–
「初めの一歩を踏み出して歩き始めたら、どうしても同じ歩幅や同じリズムで
 歩いちゃうもんですよ。たとえちょっと疲れたなって思ったとしても、
 毎日毎日同じように歩いちゃいますよ。それが一番楽だし、確実ですもん。」
 
「ね?人生で大事なのは、途中の一歩なんですよ。
 始めの一歩よりありふれてるから気づかないけど、
 自分次第で特別な一歩になるんですよ。」
—————————————————-
 
というセリフ。
これにはめちゃくちゃ共感してしまいました。
この年(僕の年)になると、仕事も7年目。もう完全に中堅です。
また、恋愛についても、いつもの日常だけをなぞっていては
新たな展開や進展などは起こりません。
 
つまり、自分のライフスタイルの型が決まってきてしまうのです。
そして同時に、そこからはみ出すのはおっくうに感じてきてしまいます。
 
それでは新たな景色は見えて来ず、自分の成長もありません。
勇気を出して、大きく踏み込んでみる。横にそれてみる。
そんな“途中の一歩”が大事。という考え方です。
惰性では惰性の上に現れる人生しか味わえません。
 
 
■ということで、途中の一歩を踏み出してみました。
実は、ブログの更新を優先することによって、
本好きなのに本を読むのがすごく遅いワタクシ・・・。
この本を読み終わったのは最近でしたが、読み始めたのはちょっと前。
 
そして、“途中の一歩”のセリフは「上」の終わりあたりに出てきます。
つまり、“途中の一歩”の哲学に触れたのは結構前、ということになるのです。
 
何が言いたいのかというと、
この“途中の一歩”の哲学に感化され、僕なりの“途中の一歩”を踏んでみたのです。
それがこの記事。
「婚活パーティー」ついに踏み込んだ新領域のレポート
 
そうです。何を隠そう独身彼女なしの僕。
巷でウワサの婚活パーティーに行ってみたのです。
勝手に最後の砦と思っていた場に20代のうちに踏み込んだのは、
この本を読みかけていたからだったのです。
 
本気で出逢いを求めている独身社会人の方へ
 
 
そして、記事にも書いたとおり、カップリングにも成功。
(しかも、結構にモテたという。若いからかな?笑)
まあ、ここで後日談を書くと、うまく行きはしなかったんですけどね。。
でも、また行けばいいと思えたし、今度はそのハードルはグンと低く感じます。
 
意識して、決心して途中の一歩を踏み出せば、
新たな景色が見えてくることを積極的に実感できた出来事でした。
 
仕事での伸び悩みや、僕と同じく恋愛面での足踏み状態を感じている方は、
この“途中の一歩”という考え方を持ってみられてはいかが?
 
  

お見合いパーティーといえば

コメント

  1. M.I.F より:

    途中の一歩、なるほど、深いですね。自分を見つめ直し、少し新しい風を入れるために・・・。
    うん、自分もなにかしないといけないかな。(いや、ある意味、先日したかもしれませんが笑)

    ココア、あれは割らないときつそうですorz

    • かずかず より:

      深いですよね。新しい哲学に触れることができました。
      これだから本はいいですよね。
      えっと、きっとあれのことですね。そうですよ。
      でもあれは、むしろ始めの一歩かもしれませんよ。がんばってくださいね。

      ココアですか。ストレートでは僕は甘くて死にます。
      ココアに溺れて死ぬというと、ちょっとリッチな気がしますけどね(笑)

  2. […] それを改めて褒めてやりたいです。     今までの生活から違う一歩を踏み出す勇気。 人生を変えたかったらこれが大事。 […]

タイトルとURLをコピーしました