月9「シャーロック」第2話、観ました!
菅野美穂さん演じる弁護士、青木藍子は原作で登場するアイリーン・アドラーのポストにほぼ決定ですね!2話にしてアイリーンが出て来た!テンション上がってます。
今回は青木藍子がアイリーン・アドラーポストだと考えられる根拠を書きますね。
前回は名言・名ゼリフで書いて、それで統一しようと思いましたが、ちょっと今回それます(笑)2話にしてそれます。悪しからずです。
凶器につい目をやってしまった件
高橋博美として死んだ女性を殺した菅野美穂さん演じる青木藍子。
獅子雄(ディーン・フジオカ)は青木とファーストコンタクト取ったときに、青木の目線が凶器となった車輪の置物に目線が言ったのを気に留めていました。これが決め手になって青木の犯行を特定できたワケですが・・・。
この一連の流れ、原作でもあるんですね。
「ボヘミアの醜聞」という事件にこのモチーフがあります。アイリーン・アドラーはボヘミアの国王を秘密の写真で脅迫しているオペラ歌手のプリマドンナ。
ホームズはアイリーンの持っているこの秘密の証拠写真を見つけるため、アイリーン宅でワトソンと火事を偽装。火事と思ったアイリーンは大事な写真の在処をまず確認してしまい、「火事となれば人は一番大事なものが無事か確認する」という推理のもと、ホームズに写真の在処を突き止められてしまうのです。
これが、今回の「犯行を思い出したときに目線が凶器に行ってしまった」と青木が獅子雄に突っ込まれるところとリンクしているのです。
「あの女」というセリフ
しかし、原作では、次の日隠し場所を確認に行ったホームズは、証拠写真を手に入れられませんでした。巧妙な頭脳と行動力でホームズに隠し場所を知られたと悟ったアイリーンは、これまた頭脳と行動力でホームズが改めて訪ねてくるまでに別の写真にすり替えていたのでした。
この一件でホームズは女性の能力をあなどることをしなくなり、自分を上回った唯一の女ということで、以後「あの女」とホームズが口にするときはアイリーン・アドラーのことを指すとワトソンが記録に書いているのです。
この「あの女」という言葉、獅子雄が青木に向けて言った言葉ではなく、青木が本物の高橋博美に向けて言った言葉でしたが、出てきましたね。
青木藍子は復活するはず!
青木藍子がアイリーン・アドラーで「あの女」ならば、このまま警察に捕まって終わりなワケはありません。
すでに伏線もバッチリ出ていましたが、きっと罪を免れて獅子雄と若宮の前にまた現れるはずです。
そして、本当は殺されたのではないかと河本美沙(岸井ゆきの)が指摘した山下佐和子の死の真相を突き止めるんですよ!
「あの女」というセリフも、獅子雄から青木に向けて使われる場面がありそうです。
頭脳明晰で心には闇を抱えている。そして人まで殺してしまう女。
今後の展開が楽しみですね。
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