【ツアーMCより】ツアータイトル“Against All GRAVITY”に込められた意味

【ツアーMCより】ツアータイトル“Against All GRAVITY”に込められた意味 ミスチルファンです

5月25日(土)、ナゴヤドームにて、「Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”」に参戦してきました。

ライブのなかの桜井さんのMCで、今回のツアータイトル、“Against All GRAVITY”に込められた意味についての話がありました。

先のアルバム「重力と呼吸」とリンクしたこのツアータイトル名。GRAVITY(重力)についての桜井さんの考え方が印象的だったので紹介します。

「GRAVITY」はメタファー

“Against All GRAVITY”、直訳すると「すべての重力に抵抗する」となりますが、桜井さんはまずこう切り出しました。

「GRAVITY」はメタファーです。

メタファーとは“隠喩”のこと、何かを別の何かに喩えて表現することです。

そして桜井さんは続けます。

空を自由に飛び回りたいと思っている人にとっては、“重力”こそが対峙すべきもの。反対に、地に足をつけて生きたいと思う人にとっては、“浮力”こそが対峙すべきもの。また、楽しい時間をこのままずっと過ごしていたいと願う人にとっては、“時間”こそが対峙すべきものです。

ふーむ!とても桜井さんっぽい、哲学的な視点を含んだ捉え方です。

「Against」を「対峙する」と表現するところもカッコイイ。

さらに桜井さんは続けます。

つまり、望むものと反対に引っ張られる力のことを、ここでは「GRAVITY」と言っています。

なるほど。このMCを聞いてまとめると、「Against All GRAVITY」に込められた意味は、「自分が望む物事を阻む反対勢力すべてに対峙していく」という意味になるのですね。

いや、動詞の「Against」から始まっているから、命令文か。「対峙していけ!」というニュアンスなのでしょう。

確かに、望むものがあればそれを邪魔するものの存在が大きく見えるものです。それに対峙していくことこそ、自分の望みに向かって進んでいるということになるんですね。

 

(※MC部分は私の覚えで書いているので、実際とは違う表現になっていると思います。)

 

「重力と呼吸」の意味を考えてみる

となると、アルバム「重力と呼吸」の“重力”という言葉も、このMCで教えてくれた“GRAVITY”と同じメタファーの機能と意味を持たされていると考えられます。

そして、“呼吸”の方もメタファーだと、僕は確信しています。

“呼吸”は、“生きる意志”を示しているのだと思います。

“鼓動”とか“脈拍”でないのは、“呼吸”は自分の意志で加減することができるからです。呼吸は自分でやめようと思えば止めることができます。逆に、生きようと思えば続ける必要があります。

「重力と呼吸」とは「望みを阻む反対勢力と生きる意志」。こう解釈できるのではないでしょうか。「Against All GRAVITY」に込められた意味と、メッセージは共通しているのだと思います。

 

まとめ

「重力と呼吸」というアルバム名を聞いたとき、率直に「どういう意味なんだろう?」と思いました。同時に、めちゃくちゃ深いニュアンスと桜井さんの哲学が込められているという匂いもしました。

ぜひその匂いのもとを知りたい!そう思っていたのが今回のツアーに参加することができ、MCを聞いてわかった気がします。

今回のように、桜井さんの哲学が滲み出るポイントが大好きでたまらない筆者です。そんな僕は、作成途中ですが、ミスチルの歌詞を独自解釈するサイトを作っています。今回のツアーのセトリになっている曲も行くつか出来上がっているので、よろしければ遊びに来てください。

ミスチル歌詞から学んだこと
はじめにときに優しく温かく、ときにハードに毒々しく。聴く人の笑顔に寄り添い、涙に寄り添う、Mr.Childrenの歌詞。そんなミスチルの歌詞にハマってしまった管理人が、独断と偏見で歌詞から読み取れる物語や世界観を深掘りし、人生の機微について

 

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