「真田丸」33話を1日遅れで録画を見ました。
今回は人物模様とその力関係が描かれる見応えのある回でした。
そんな33話で僕の印象に残ったのは、暴走する三成を止めた上杉景勝。
直江兼次曰く「本気になられた」御屋形様に、ファンとしては歓喜しました。
この記事を書いた10話からです。
(過去記事)「真田丸」第10話。上杉景勝の涙は何の涙?を独自解釈
それからというもの、上杉景勝に関する真田丸記事を書いてきました。
「真田丸」第12話。“ブレない心”は自分を守るのかもしれない。上杉景勝の生き方
真田丸15話「一番苦い茶であった」ああ、我らが上杉景勝が落ちてゆく・・・
義を貫く姿勢が男気に溢れて最高の武将です。
僕以外の男性諸氏でも、上杉景勝のキャラにハートを射抜かれた人は多いとのこと。
しかし、上記の過去記事にもした15話くらいから、
勢力が減退してしまったことで御屋形様の勢いは失速。
秀吉の元に上洛してからは、義を貫く姿勢を保とうとする気持ちと
実際に自分のもとにある力のバランスが合わず、
可愛がる信繁からの頼みにいい返事をしても実行できない。
そんなパッとしない御屋形様の様子を嘆いていた僕。
そんな御屋形様が、この33話で復活の兆し!
徳川を失墜させるため、キャラに合わない武力行使に出た石田三成でしたが、
その抜群の人徳のなさで大谷刑部までも徳川に回り、
四面楚歌よりもひどい悪状況を構築。
さらに無駄に高いプライドのせいで結果が見え見えなのに兵を引けない三成。
信繁もそれを必死で止めますが、三成の意志は固く、無駄死に寸前・・・。
そこに現れたのが上杉景勝!
「豊臣への忠義をないがしろにする徳川はわしが成敗する!」
「今ならまだ間に合う!」と三成を説得します。
そして、説得の最後、男気溢れる抱擁・・・!
三成はついに兵を引きました。
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さて、パッとしない御屋形様はなぜ急に本気になられたのか。
それは、直江兼次が「石田三成は義のために死ねる男」と評したから。
豊臣家への義のために負け戦を決行する覚悟の三成。
そんな三成に対して、義を重んじると言いながらも
それが実行できない不甲斐なさを感じた御屋形様。
つまり、御屋形様は三成に触発されたのです。
その点では、三成は上杉景勝よりも義を重んじる人物ということになります。
やるな!三成!
でもやっぱりあのキャラは好きになれないんですよね。
高飛車すぎる。御屋形様の影響で懐の深い男になってくれればいいのですが。
さてさて、戦国の乱世に戻りつつある展開。
今後の流れがとても楽しみです。
本気になった御屋形様がどんな活躍をするか、
僕はそこにも注目したいと思います。
(注:僕は日本史に疎いので上杉が今後どうなるか知りません)
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