もうめちゃくちゃ話題になってますね。
8月2日の甲子園練習で女子部員が初めてグラウンドに立ったニュース。
元高校球児としては「お!」と反応してしまいました。
しかし、残念なことに高野連から注意を受け、途中でベンチに戻されたとのこと。
ニュースやネットではいろんな意見が飛び交ってますが、
僕はこの首藤桃奈さんが存在したことは高校野球の流れを変えると確信します。
こんな女子マネがいたら部員は嬉しいですね!
健康的だし、野球のユニフォームがとても似合います。
さてさて、本筋に戻しましょう。
甲子園の試合では、女子はグラウンドに出てはいけないという内容が
手引きには書かれていたようですが、練習でもいけないとは書いておらず、
練習でグラウンドに出て、いつもの練習おのようにノックのボール渡しをした。
しかし、10~15分ほどしたところで、大会本部の人に注意を受け、
ベンチに戻るように促された。
その理由は、まず野球の硬球が危険なものであること。
100キロを超えるスピードで飛び交う硬球。
いざというとき、女子では退避行動が取れず危険だからということ。
ふむ。この理由、男子女子関係なくね?
と思ったのが僕の率直な感想。
僕も何度も硬球当たったことありますし、
ピッチャーだったので何度かデッドボールを喰らわせたこともあります(笑)
男子でも避けきれない場面は多々あるし、
練習中はボールが1個とは限らないので事故は起きやすいのです。
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まあ、その辺の感想はネットでいろいろ出てますのでここまで。
僕がこのニュースを見てもうひとつ思ったのは、
これまで甲子園に女子部員って立ったことなかったんだ!
ということ。
これは高校野球してたけど知らなかった。
確かに、県大会の規模の公式戦でも、
女子マネはベンチにはいたけどグラウンドに立ったことはなかった。
でも、僕が高校野球してたのはもう10年以上前になるし、
甲子園という全国大会の会場であっても、
一人くらいの例はあるだろうと思ってました。
しかし、今回の大分高校の首藤さんが史上初だとのことで、
かなり意外に感じました。
野球って今の時代に乗り遅れてるなぁとしみじみ思ってしまった。
3年間、いつも部員と練習に励んできた首藤さんにも
甲子園という聖地に立たせてあげたい。
これは監督もコメントしていますが、普通の気持ちだし、
責められるべきことではないはず。
危険性は確かにわかりますが、では他のスポーツはどれだけ安全なのか。
高野連も、もっと柔軟になるべきです。
だけど!
今回のこの首藤さんの存在と、
監督やチームメイトの思いもあって、グラウンドに立ってしまった事実。
これが絶対に将来の高校野球への女子参加の可能性を引き寄せます。
実際に、これだけ話題になっていますし、
「時代に合わない」という意見もたくさんある。
これは高野連も無視はできないし、してはいけない。
たった15分ですが、聖地のグラウンドに立った大分の女子マネ。
この存在が、近い将来、ずっと同じ気持ちでがんばってきた
男子部員と女子部員が一緒にグラウンドで輝く瞬間を作り上げる。
そういう意味で、今回の出来事は、とてもいい出来事だった。
僕はそう信じています。
コメント
ほんま、話題になってますよね。Twitterでもがっつりトレンド入りしていましたし。
ちょっとずれた議論も多くあるなか、やはり「危険だから女子はダメ」というこの1点はどう考えても高野連は批判を重く受け止め見直しをしてほしいところですよね。
危険性でいうなら、どこの部活だって大なり小なりあるんですし、「男子だから」とか「選手だから」っていうので危険に多少さらされても良い、「女子」だからとか「マネージャー」はダメっていうのは変ですよね
競技中ならまだしも、練習でなら、「そうならない」大会運営をすべきです。
しかし、本当に誰一人女子は立ったことがないんですね、驚きました。
トレンド入りしていましたね!始めて女子が立ったということはやっぱり話題になりましたね。
そうですよね、危険という理由だといろんなスポーツができなくなります。
まあ、確かに万が一ケガをしてしまうことがあったとき、男子よりも女子の方が
後の人生にかかわるとかそういう部分はあるかもですが、それでも微妙なラインですよね。
でも、きっとこの初めての出来事がこれからを変えると思います。