田舎に生まれ、田舎に育ったかずです。
そんな田舎に住んでいると、しばしば見かける可愛い爬虫類がいます。
そう、ヤモリさんです。
写真は仕事中に立ち寄った公衆トイレの入り口で発見したときのもの。
何がかわいいって、この手ですよ。
「パァ」と開いた4本の指。地面や壁にがんばってくっついています。
ピンクがかった褐色に、つぶらな瞳。
写真を撮ろうと近づく僕から一定の距離を保つためによちよち走るのですが、
その走り方がまたかわいい。
頭から尻尾まで、全身をくねくねさせながら、パァのおててを駆使して走ります。
しかし、まだ小さいからか、そのスピードはあまり速くない。
これもまた萌え、でした。
<逃亡を図るが、かわいいだけのヤモリさん(このタイルは4~5センチ四方)>
公衆トイレにかがむ男の姿を浮かべた方、そんな想像は捨てていただき、
「ヤモリは家を守ってくれる生き物」という考え方があるのはご存知ですか?
おそらく、聞いたことがあるという方が大半でしょうね。
「家守」という感じが充てられることもあるそうです。
というのも、ヤモリはクモなどの小さな昆虫を食べて生きており、
また民家の近くに住み着いているので、家の周りの害虫を食べてくれるのです。
昔から日本人に親しみがあった生き物だそうですが、
「ヤモリは家を守ってくれる」という最上級の解釈は、
このかわいさと無関係ではないと思うのです。
しかし、亡くなった祖父母の家の車庫にかなり久しく行ったとき、
部屋の中にポツリといたヤモリさんについては、
ちゃんと食事を摂っているのか心配になりました。
窓や入り口の開け閉めなど、数か月していないはずなのに、
なぜ生きていられるのか。
紙のように弱々しいヤモリでしたが、それでもじっと壁の隙間に佇んでいました。
心配になりながらも、寒い季節で外に出すこともはばかられ、
そのままお別れしました。
爬虫類の苦手な方には理解できないのかもしれませんが、
一枚目の写真のおててのかわいさはきっとわかるはず。
見つけたら駆除しないで優しく見守ってあげてください。
ヤモリ記事続編:水族館で飼われているヤモリもかわいかった!
コメント
写真だとかわいいなぁと思えるんですが、
実際に立ち会うとどうしても・・・苦手です。まぁ、ヤモリに限らずほとんど多くの動物がそうなんですけどね
(それでいいのか生物系・・・)
クモの見た目に「ヤモリ=家守」っていう名前は付けたくないですから、
そのかわいさ?に関係ありそうですね
小さいサイズのはかわいいですよ!ちょっと大きいのはアレかもですが。
M.I.Fさんだけは苦手と言わないと思ってましたが、苦手なんですね!?
微生物ならOKということですか(笑)
なるほど、そう言われるとそう考えられますね。
人間も動物も、かわいいと得するものですね(笑)
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