僕の大好きな漫画のひとつに、『ハチミツとクローバー』があります。
女子向けの漫画に思えますが、ノンノン。
これは大人の男こそ読むべき漫画です。
さて、先日のこのブログで、
「好きと公言すれば寄ってくる?またしてもカエルくんとの出会い」
という記事を書きました。
僕は、「カエルが好き!」ということを公言し、
旧ブログから何度かカエルにまつわる記事を書いています。
だって、かわいくないですか?昔飼っていたこともあります。
人生では、好きと言っているとそれが寄ってくるということが起こるそうです。
それが僕の身の上に起きたのが、上にリンクを貼った記事なのですが、
漫画『ハチミツとクローバー』(以下、ハチクロ)を読んでいると、
ここにも同じ現象がしばしば起きていることに気づきます。
◆森田忍からお金について考える。
ハチクロの登場人物の一人、森田忍は、芸術の才能あふれる変人。
いつもふざけていたり、とんでもないことをやってのけたりするのですが、
根っこは友達想い、兄想いの優しい人間です。
そんな森田は、お金が好き!と所構わず口にするタイプで、
金運がめちゃくちゃ強いというか、とにかく身の回りにお金がついて回ります。
今回は、そんな森田忍という人物を切り口に、
お金も「好き!」と公言すれば寄ってくるのか、
そんな仮説?希望?について書いてみようと思います。
◆森田忍はお金が好き!
こんなふうに、森田はお金が好きと公言しています。
まあ、おちゃらけて言っているところもあると思いますが、
本心でもあると思います。
お金を愛しているという森田のもとには、
3枚だけ勝った宝くじで30万もの大金が当たったり、
類まれなる芸術の才能を活かしてモカデミー賞を受賞したり、
はぐみのケガを治すために大金を段ボールに入れて渡したりします。
このとおり、大金が舞い込んでくるし、
莫大な収入につながる成功もサラリとやり遂げるし、
また場合によってはそれを惜しみなく与えたりもします。
もちろん、漫画上の設定ではありますが、
これは森田がお金が好きと公言していることと関係していると思えます。
◆お金はお金持ちのところに集まる。
と、こんな言葉を聞いたことありませんか?
僕は「お金は自分の仲間が集まるところに集まるんだよ」
という言い回しでも聞いたことがあります。
つまり、お金持ちは常にお金持ちだし、
貧乏な人は常に貧乏なまま。
端的に、言葉を選ばずに言えばこういうことになります。
これが迷信ではなく、
その人のお金に対する考え方に原因があるのだということを、
僕は『金持ち父さん 貧乏父さん』 を読んで知っています。
お金を稼ぐのを卑しいこと、欲深いことと考えず、
自分の能力と努力の対価と捉えられる人はお金持ちです。
お金に対してこのような考え方ができるため、
自分の能力と可能性を活かし、
お金を効率的に身の回りに引き寄せることができるのです。
対して、たくさんお金を稼ぐことに罪悪感を抱いたり、
今の収入の枠だけで節約志向にばかり意識を向けたりする人、
このような人はずっとそのままです。
お金に対する意識を変えないと、一生お金に縛られながらの人生になってしまう。
それが僕が『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んで得た知識です。
この本はめちゃくちゃ勉強になります。
意識を根底から覆されますね。
◆森田忍は金持ち思考が備わっている。
話をハチクロに戻しますね。
紹介したとおり、森田忍はお金を稼ぐことを悪いこととは全く思ってません。
だから、お花見では盛大なリサイタルを開いて大儲けしたり、
映画製作をして大儲けしたりもできてしまいます。
お金が好きな森田にしてみれば、どこでもお金儲けのチャンスなのです。
こんなふうに自然と思えてしまうこと。そしてそれを実行に移す大胆さ。
これが森田の周りにお金が寄ってくる理由だと僕は読み解きます。
お金持ちのところにお金が集まってくるワケです。
迷信でも何でもなく、当然の帰結なんです。
(それでもワケあって森田は貧乏学生なのですが)
◆さて、あなたはどうする?
と偉そうなことを投げかけながら、僕自身はしがない会社員です。
しかし、少子高齢化が止まらない現代、日本全体のお金周りは悪くなります。
よって僕が受け取るべき年齢になったときには、年金はあてになりません。
というかその前に、現に基本給やボーナスはじわじわ下がっています。
だけど家族は養わなくてはなりません。
長寿国日本で生き抜いていかなくてはなりません。
僕がこうして日々ブログを書いているのは、
文章を書くのが好きというところはもちろんありますが、
実は将来のこういうことも考えてのアクションだったりします。
世の中お金とは思いたくありませんが、
やはりあれば便利だし、何より将来の不安が減ります。
自力で生きる覚悟が要る時代です。
いい意味で「お金が好き」と爽やかに言える、デキる男になりたいものです。
コメント
亡者になるほど「好き」になる必要はないし、年収数千万・億クラスになりたいとは思いませんが、
やっぱりお金は欲しいですよね・・・
研究するのにも、「あーお金さえあれば・・・」と思ってしまうことがあったりするので笑
全てではないですが、お金で変動する要素も色々ありますよねー
そうなんですよ。将来家族と不自由なく暮らしたい。できれば楽しい生活を送りたいと思う程度です。
でも、そのためにはお金の部分の不安が大きすぎます。。。
なるほど、研究という分野だと響きそうですね。仕事にも影響が出てきますよね。
ありますあります。会社の給料と雀の涙の年金では人生のサイズ感もそこに合わさってしまいます。