僕の会社と取引先だけ、つまり僕の普段知る限りの範囲でも、
この減少は顕著に起きています。
忙しい人は次々仕事を任されていて、
暇そうな人には逆に全然仕事が来ないのです。
そんなの当たり前!仕事ができるから任されるんじゃん!
とお思いでしょうし、それは合っているのですが、
違う方向性もあるのだということをこの本を読んで知ったのです。
この本の著者は立花岳志さん。プロブロガーの方です。
「No Second Life」というブログを運営されています。
この本を買ったのは、ずばり、タイトルに惹かれたから。
人生一度きりなので、そりゃあ好きなことだけして
生きて行けたらステキだと思ったし、ブログをかじり始めた今では、
それが誰にでもできる可能性があることを知っていたからです。
本書の中にはそのタイトルどおり、
サラリーマンがどうしたら自由に人生を生きれるかが書いてあります。
しかし、具体的な手法よりもマインド的な記述が多いです。
サラリーマンが明日から実践できる仕事への取り組み方、
考え方が書かれていて、そのなかにこの記事のタイトルの部分が書かれていました。
今日は本の紹介はそこそこに、
僕の琴線に触れたこの部分にフォーカスした記事を書きたいと思います。
◆忙しそうな人はデキる人に見える。
忙しい人に仕事がどんどんやって来て、暇な人には全然寄って来ない理由。
「仕事ができるから任されるんじゃん!」という答えは確かに正解ですが、
この本では逆の流れについて書かれてありました。
その部分を引用します。
“ 誰だって、ガラガラのレストランには入りたくない、
繁盛店に入りたいと思うものです。
同じように、予定がガラガラの人は「仕事が雑なのかな?」
「何か問題があるのかな?」と相手を不安にさせてしまい、
ますます仕事が遠ざかります。”
なるほど、こう言われてみるとそうです。
「忙しいフリ」「人気者のフリ」をすることで、
“デキる人”と思われ、仕事が舞い込んでくるというのです。
確かに、実際に忙しそうにしている先輩には、
上司からガンガン新しい仕事が来ます。
逆に仕事があまりない人はどんどん減って行きます。
僕がどちらかは秘密です。
◆忙しいのと暇なの、どっちが得なの?
と、僕をはじめ、サラリーマンの方は思ってしまうと思います。
特に、僕の会社は年功序列の考えが根強く、
若手がガンガンいい仕事をする一方で、
お世辞にも仕事ができるとは言えない年配の社員が役職に就きます。
こうなると、仕事をもらうだけ損するような気がします。
でも、これは危険な思考です。
仕事は時間でなく成果が問題だからです。
会社に求められているのは、ひいては世の中に求められているのは、
どれだけの時間会社にいたかではなく、どんな成果を残したかです。
それがどのくらい世の中のためになったか。ここが大事なんですよね。
しかし、これが僕のような会社だと、
つまり、どれだけ長く会社に勤めているかだけを見る会社だと、
たくさん仕事をした方が損をしている気がしてきてしまうのです。
◆会社がもっと変わらなければならない?
だからと言って、すべて会社の体質のせいにするのもなんか違います。
なんというか、カッコよくありません。
まずは自分から変わる必要がありそうです。
自分が変わり、会社に訴えることができれば会社は変わります。
例え今すぐ変わらなくても、自分が上に行ったときに変えられます。
もしこの記事を読んでくださった会社の重役さんがいるならば、
その人の意識が変わることですぐにその会社は変わります。
あなたが変われば世界が変わる。
どこかで聞いたことがあります。
◆もっとカッコイイのは・・・
会社を辞めて独立し、成果で世の中に打って出ることですよね。
これこそ紹介した本
「サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法」
の趣旨になってきます。
逆に独立したら、成果しか自分の価値はありません。
何歳だろうが、過去にいた会社で何を成していようが、
今と未来の世の中に自分の価値を示して行かなくてはなりません。
そんな風になってみたいな。
と思うところはありながらも、その具体的手段が今の僕には見えません。
ただ、このブログを書いていく過程で見つかるといいと思っています。
プロブロガーさんにはまったくもって及ばないし、
そのブログを拝読すると格の違いを感じますが、
ブログを書いて自分の価値を発信していくという点では、
同じことをしていると自負しています。
世の中のサラリーマンのほとんどはこんなことしていない。
でも僕はしている。
少しずつアクセスも増えている。
お褒めのコメント、共感のコメントをくださる人もいる。
発信した価値を認めてもらえるのは嬉しいことです。
こんなことが仕事になったらステキだと思います。
よりよいライフスタイルと人生の充実を目指し、精進します。
コメント
自分の中にある、自分だけの?価値を認めてもらえるって嬉しいですね。
研究業界も、どんな仕事をしたかが問われるので、まさに・・・!と思って読んでました。
忙しい時に仕事が来るのはちょっとしんどいですが、
「繁盛店」と思って、(自分のスペック相応に)がんばります笑
自分だけの価値を評価してくれるとうれしいですよね。
僕もこうしてブログを書いているからか、文章を書く仕事やプレゼンの仕事は会社から定評をもらってます。
こういうのはモチベーションにつながりますよね。
研究業界も結果が如実に出る業界でしょうね。
そうですね。繁盛してるぜ!と思えば忙しくても前向きに居れそうです(^^)