月9「シャーロック」6話感想。人の感情と行動の複雑さを描いた脚本に感服

月9「シャーロック」6話感想。人の感情と行動の複雑さを描いた脚本に感服 シャーロック(フジテレビ)

月9「シャーロック」第6話、観ました!今日の事件の真相、かなり面白かったですよね。

過去の失恋とストーカーとして訴えられたことの恨みから復讐をした宇井准教授(和田正人)、そして母への不満から記憶操作されたフリをしてしまった高校生、高遠綾香(吉川愛)。

ドラマだけど、現実世界もこんなふうにいろんな人の感情とそこから起こる言動が複雑に絡まって出来上がっているんだろうなぁ。

記憶操作をした宇井准教授

和田正人さん演じる宇井准教授が、今回の事件の真犯人でした。

動機は、高校時代の失恋と、実態はないのにストーカーと訴えられたことによる恨みでした。

いやー、でもこの宇井先生を振った高遠綾香の母美樹(霧島れいか)。純粋にひどいと思う。

あんなふうに無邪気な笑顔で何度か接点を持ってしまったら、普段から女子と接点のない高校生男子だった宇井先生(僕の想像だけどきっとそうでしょう)は、完全に「惚れてまうやろ~!」案件ですよね。

なのに、正々堂々と告白したら「は?」「気持ち悪い」と来たもんだ。

これだけでも十分ひどいのに、ストーカー呼ばわり。しかもそれで警察沙汰になり宇井先生は高校中退・・・

かわいそうすぎる。恨む気持ちも確かにわかります。

まあそれでも、20年も経ってからその降った相手本人とその娘に会ったからと言って、娘を復讐に使うという行動を起こしてしまうのは僕の想像のナナメ上を行っていましたが。

しかもその目的を達成するために、恩師の平田教授(伊藤洋三郎)を見殺しにしてしまうとは。

でも、人間の感情って実際にはそんなものなのかもしれませんね。

 

記憶操作されたフリをした女子高生

そしてもう一人、今回の事件を引き起こした人物。記憶操作されたフリをして前世殺人を供述した高遠綾香。

獅子雄も最後に宇井先生に言っていましたが、この子の方が本当に一枚上手でしたね。それくらい真相を知ったとき驚かされました。

まさか母をはじめとする家族への不満をぶつけたくて殺人の供述をするなんて。

記憶操作できてなかったんかい!という思いと、人間の感情と行動ってなんて複雑…!という恐れのような気持ちを同時に抱きました。

彼女にとっては過去に男性に襲われかけたことよりも、普段の家族の態度の方がよっぽどストレスだったんでしょうね。

 

最後の獅子雄のセリフに納得

そして、真相を犯人の宇井先生の前で解き明かしたあと、獅子雄は宇井先生に言ったセリフが印象的でした。

「もしあんたが美樹さんにストーカーと訴えられて今ごろどうしてただろうなぁ?きっと今の名誉や研究成果もなかっただろう。過去の辛い経験が、ずっとあんたを突き動かしていたんだ」

確かこんなニュアンスのセリフでした。

これ、名言だと思いました。「うぅぅ…」と唸る様子から、宇井先生自身もそれが事実だと認めたことがわかります。

ここまでの研究をやってこれたのも辛い経験のため。そして今回の事件を起こしたのも同じ辛い経験のため。

この複雑な人間の感情と行動の構造を描き出した脚本、とても面白くて心に残りました。

 

最後に

そして、守谷という人物が再度ストーリーに上がってきましたね!

原作のモリアーティに対応する人物なのはもう間違いありません。「守谷壬三(もりやじんぞう)」という名前も、「ジェームズ・モリアーティ」とイニシャルが「J・M」で一致しています。

原作ファンとしても、今回の月9「シャーロック」のファンとしても、今後の展開がとても楽しみです。

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