香水なんてチャラチャラしたもの、おれはつけない。と社会人になるまでの僕は思っていました。しかし、あるきっかけで香水デビュー。すると、途端に女友達から「いいにおいするー」と言われるようになり、大学時代、香水の1つも持っていなかったことを後悔したことがありました。
僕が香水デビューを決めたのは、同じ会社の友人の影響でした。イケメンで爽やかで、誰が見てもモテる男でした。彼からは、ふといい香りが漂う日がありました。いつもじゃないんです。聞いてみると、仕事のあとに彼女と会う日にだけ香水をつけていたそうです。
イケメンなのを除いても、同じ男の僕でもうっとりするようなさりげない香り。このとき素直にマネしてみたくなったのです。
「女子はにおいに敏感」は本当っぽい…
テレビや雑誌、ネットなどでも、「女子はにおいに敏感だ」というのはよく聞きますよね。冒頭にも書きましたが、僕の実体験としても、これは本当っぽいぞと信じています。
香水デビューにあたり、大事なのはつけ過ぎないことだと友人からレクチャーを受けていた僕は、初めてつけるということもあり、本当にワンプッシュだけ、手首につけてそれを首にトントンとつけて、それだけに留めました。
でも、まさにデビューしたその日に、5つ上の女性の先輩から「あ、かずくん今日いいにおいする!」と言われました。
また、女友達を交えて遊んだときにも、すかさずにおいのことを突っ込まれました。どれも好評のコメント。中には「〇〇君と同じにおいだ」と別の男友達の名前を出す子も。また中には、「どれどれ」とめっちゃ顔を近づけてくる子もいてとてもドキドキしたのを覚えています。
女子がにおいに対して敏感で、とても関心があるというのは、香水デビューをしてすぐに実感することができました。
においをきっかけに、こちらに関心を持ってもらうこともできるというのもこのときに学ぶことができました。
選ぶポイントは“外さない”こと
こうしてすっかり香水の効果を知った僕は、以前はなんであんなに香水を嫌っていたのかにも気づきました。
それは、たいていの男は2つの過ちを犯していたからです。
1つは、先に書いたように、つけ過ぎだということ。せっかくつけるならはっきり気づいてもらいたい!と思うとつけ過ぎてしまいます。「それ、もはや刺激だから」という人にしか、それまで僕は会ったことがなかったんですね。
そして2つめが、変にクセのある香りを選ばないこと。良くも悪くも、香水ってたくさんの商品があります。個性を出そうと考えすぎると、トリッキーな香りを選んでしまうことも。果たしてそれがどれだけの人にウケるのか…。
つまり、この2つの過ちに共通して言えるのは、“外してしまっている”ということですね。外してしまうとまったくもって逆効果になる。それが香水というアイテムです。
万人受けする香りを選んで、1プッシュだけつけるようにし、とにかく外さないこと。外さなければそれはいいにおいがするということなので、それだけで十分香水の効果は得られるんです。
ちなみに僕がつけていたのは、ブルガリ プールオムです。もう鉄板も鉄板の女子ウケNo.1の香水です。外さないことが大事。鉄板ならそれを選ぼう。そう思って悩まずこれを買い、愛用していました。
女子ウケに特化したものでは、こんなものもあるみたいですね。93%の女性がイイと答えたというのはすごい…。フェロモンてのが試したくなりますよね。“外さない”という意味ではこちらも効果が高そうです。
同じ条件の男がいたら…
もし、似たようなスペックの男が2人いたとして、いいにおいのする方とそうでない方とがいたら、どちらの方が選ばれるでしょう。
頑なに香水を敬遠していた大学生の僕は損をしてたのではないだろうか…!だって、効果はテキメンだったから。
今では妻も子どももいますが、その妻も、付き合いたてのころにはよく「そばにいるといいにおいするし幸せ」と言ってくれていました。
今ではすっかり使わなくなってしまいましたが、オシャレな気がすると飾ってある瓶を見て、こんな記事を書いてみました。
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