“愛とは想像力”。ミスチル桜井さんの愛についての哲学に感銘

この夏は、「Mr.Children スタジアムツアー2015 未完」の
8月30日のナゴヤドームに参戦しました。
これについては過去記事でレポートを書きました。
ネタバレレポート「Mr.Children スタジアムツアー2015 未完」inナゴヤドーム
 
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この記事は、このライブの中盤に
ボーカルの桜井さんがMCで話したことをピックアップした記事です。
このMCで僕は痛く感動。忘れないよう綴っておきたいと思いますし、
実際に聞かなかった人にもご紹介できたらと思います。


 
 
MCのテーマは“愛”について。壮大なテーマです。
「愛について歌うにあたり・・・」と切り出してのMCでした。
 
 
まずは桜井さん、Wikipediaや電子辞書で「愛」を調べたそうです。
しかし、スケールが大きいし、分野も広すぎるということで、
ピンとくるものは得られなかったとのことです。
 
 
そこで桜井さんが思い出したのは、手塚治虫さん作の漫画『ブッダ』の一場面。
 
  
それはこんな場面だそうです。
(ここからは桜井さんが話したのを記憶の限り再現して書きます)
 
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生まれたばかりの我が子が死んでしまったが、
それをどうしても受け入れられない母親。
もはや腐乱しかけている我が子を抱いたまま、
ブッダのもとを訪ね、こう懇願します。
 
「ブッダ様、この子をどうか生き返らせてください」
 
するとブッダはこう答えます。
 
「わかりました。では、街へ行って、ケシの実をもらってきてください。
 ただし、そのケシの実は、親も子ども兄弟も、
 誰一人死人が出ていない家からもらってきてください」
 
母親は一目散に街へ向かい、ケシの実を探しました。
 
・・・しかし、一向に「死人が出ていない家」などはなく、
母親は散々走り回り、疲れ果ててしまいます。
 
そして、その疲れ果てた体ながらに悟ったのです。
「そうか。いずれ人は死んでしまうものなのだ。
 私の子だけではく、それはどこにでも起こることなのだ」
 
そのことに気づいた母親はブッダにそれを話して聞かせます。
 
するとブッダは、
「生きている子は生きているまま愛せばいい。
 死んでしまった子は死んだまま愛せばいい」
こう母親に言い聞かせたのでした。
———————————————————————————— 
 
と、ここまでが桜井さんの『ブッダ』からの引用でした。
 
「生きている子は生きているまま愛せばいい。

 死んでしまった子は死んだまま愛せばいい」
この言葉に桜井さんは頭を殴られたかのような衝撃を受けたと言っていました。
 
そして最近、愛について、自分なりの答えが浮かんできたのだそうです。
 
 
 
その答えとは、
“愛とは想像力のこと”ではないか。
というもの。
 
 
自分以外の誰かのことを想像してあげる力。
これが愛ではないかという考えに至ったのだそうです。
 
 
 
この話の最後を、
「僕は哲学家でも宗教家でもないけど、
 音楽を通して何かが伝わればいいなと思っています」
と締めくくっていました。
 
今回のライブを思い返すと、音楽、演出、バックの映像、
ライブを形成するすべてが桜井さんをはじめとする
Mr.Childrenの“想像力”の世界だったと感じます。
 
Mr.Childrenが送ってくれた想像力を僕たちは受け止め、
そして参加者それぞれがその解釈を自由に想像できる。
そんなことを楽しめるライブだったと思います。
 
 
桜井さんはああ言ったけど、
僕は桜井さんはまさしく「哲学家」だと思います。
 
僕はミスチルの曲の歌詞に惹かれてファンになりました。
そこから滲み出る世界観には魔力があり、
僕は虜になって過去の曲も遡っていきました。
 
生きるということ、毎日を送るということを深く考えるようになったのは
この歌詞たちの影響です。
作詞したのは言わずもがな、桜井さん。
同じことを思っている人は、僕以外にもたくさんいることでしょう。
そうしたたくさんの人に、桜井さんは人生の深みを示してくれるのです。
 
 
“愛とは想像力”
この言葉は僕の心にずっと残ると思います。
哲学家にも、ある意味では宗教家どころではなく、
教祖に匹敵している気がします。
 

コメント

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