今日の「真田丸」49話。見ましたよ~!
今回の話では、ついにきりが信繁と結ばれましたね!
きりは本当に一途で、そしてできる女性です。
と思ったところでふと気づいたこと。
あれ?おれ最初きりのことうざくて大嫌いだった記憶ある・・・
そうなんですよ。
きり・・・初めのころ、なんでもかんでも自分勝手で、
やたら信繁につきまとうし、邪魔ばっかりするし、
そして、なんか現代語だし。
現にこんな過去記事を書いていました。
めっちゃわかる!「真田丸」長澤まさみの“きり”がウザイ件
長澤まさみのウザ過ぎるキャラに「来週からもう観ない」
という視聴者が続出ってニュースがこのときには出ていて、
「今回の大河終わったな」なんて思っていました。
しかし、今にしてみればなんて愚かなことを思ったのか!
こんなにハマって、笑えて、楽しみに見た大河はありません。
これは、本編がめちゃくちゃ面白いのもありますが、
三谷幸喜さんの脚本ならではの笑えるシーンが散りばめられていたこと、
そして、そこにはきりの存在がとてもマッチしていたことが
大きな要因としてあると思います。
思えば、きりは本当に成長しました。
最初は、自分の信繁への片思いを 振り回し、
周りをかき回し、迷惑をかけたり面倒がられたり、
そんなキャラでした。
しかし、今ではどうですか。
・その場その場の空気を読んで敢えて黙って見守る。
・茶々や春の存在にも、信繁のことを考えてそのサポートに回る。
・ローリング足つった!で政治的な場面でも活躍。
ですが、変わらないところがひとつ。
それは信繁への想いです。
きりの行動や言葉の起点は、すべて信繁への想いです。
大坂へも、九度山へも、そして再びの大阪へも、
ずっと信繁のそばにいました。
そして、陰ながら信繁を力いっぱい支えていました。
今日のきりのセリフ、
「源次郎様がいない世にいてもつまらないから」
これ、信繁の覚悟とその結末をちゃんと理解していますよね。
なんて強くて健気なセリフなんでしょう。泣きそうになりました。
そんなきりの想いが、今回の49話で、やっと成就しました。
「遅い」というのもごもっとも。
しかし、その後の熱い“口吸い”のシーンはビックリしましたね!
これまた「大河でもろなキスシーンがある!?」と思ってしまいました。
さらに、キスされたままモゴモゴしゃべるきり。
「10年前が一番きれいだったんですからね!」だなんて、
なんて最後まで笑わせてくれるんでしょう。
三谷脚本になくてはならない存在であったきり。
そんなことに今ごろ気づく僕です。
ああ、そんな真田丸も残すは来週の1回。
きりの想いの成就は、悲しいほど本当に“前夜”ですよね。
キスされながらのモゴモゴと、来週の結末のコントラストが強過ぎて辛い。
最終回、ファンとしてしっかり見届けたいと思います。
信繁もきりも幸せになれるラストだといいのに。
それはやっぱり無理なんでしょうかね。
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