承認欲求は持つべき欲求。0歳のうちの息子も持ってるよ。

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赤ちゃんも自己顕示欲を持っている考えたこと

承認欲求、あるいは自己顕示欲。この言葉を聞くと、自慢好きの人でいけ好かない人、というイメージを持ってしまいがち。ですが、本来は承認欲求って人間にとって非常に大事な欲求です。だって、まだ0歳のうちの息子がすでにこの欲求を前面に出してくるんです。これってつまり、人間にとって承認欲求は本能のようなものだと捉えることができるのではないでしょうか。

 

うちの息子は拍手好き

誰にも教えてもらっていないのに現れる能力。それを本能と言うのならば、うちの息子を見る限り、人間にとって承認欲求というのは本能です。

8ヶ月になるうちの息子は、先月くらいからつかまり立ちを習得。手頃なつかまる場所があれば、それにつかまって立ち上がります。それからどうするかというと、拍手を求めるのです。

これは僕と妻が、最初につかまり立ちができたときに拍手と「できた~!」「上手~!」という言葉を送ったから。いや、送ったというよりは自然に出たんですね。

忘れもしない。このとき息子は僕たちの拍手を見て、満面の笑みで笑ったのです。それからというもの、何度もつかまり立ちを披露し、僕たち大人の顔を振り返っては、拍手を求めるようになったのです。

 

本能ならば必要な欲求

このとき、彼の中でどんな感情と思考があったかを考えると、

①今何か自分でも新しいことができた ⇒ ②拍手と言葉をもらった ⇒ ③これは褒められてる気がする ⇒ ④嬉しい ⇒ ⑤もう1回やってやろう

だと思うんですよね。

自分ができたことに対し、拍手と「上手!」という言葉を見聞きするだけで、褒められていると認識し、嬉しいという感情が起こる。こんなことは当然誰にも教えてもらっていないものです。

つまり、本能ということができます。

本能は、その生き物が生きていく上で必要な能力。誰に教えてもらわなくても身につける能力です。

ということは、人間にとって承認欲求は、生きるために必要な能力・欲求ということになりますよね。

ならば、この欲求を否定的に捉えて押さえつけることはナンセンスです。もっとガツガツ出していけばいいと、僕は息子にそう教えられました。

 

承認欲求があるから何かを成し遂げられる

例えば、この承認欲求がなければ、恐らく人間は誰も何も成し遂げようとしないでしょう。他の動物と同じく、食べて、寝て、繁殖して、それだけで「我が人生に一片の悔いなし!」って思える存在だったはずです。

でも、実際人間はそうではありません。「プロ野球選手になりたい」「女優になりたい」「プロブロガーになりたい」・・・「そしてそこで活躍したい」・・・「でもって、すごいねって言われたい!」

この欲求こそが承認欲求。この欲求があるからこそ、人間はたくさんのことを成し遂げながら、これまで繁栄してきたのです。

だから、僕も「僕の力で稼いで、会社に縛られず家族と楽しい人生を送りたい!」そして、家族に「お父さんのおかげ!」って言われたい!

そう宣言しても全然いいんですよね。

 

大事なのは、ギブの精神

しかし、最初にも書いたように、承認欲求全開の人を見るとぶっちゃけ不愉快になります。それは、その人の言動から「すごいって言ってくれ」というテイクの精神を感じ取ってしまうから。くれくれ君から人が離れて行くのは自然の摂理。

大事なのは、ギブの精神。承認欲求の正しい使い方はコッチです。

承認欲求ゆえに行動を起こしますが、その行動は誰かに何かを与えるものでなければなりません。自分が与えたものに対して、感謝や感嘆が得られて、それが承認欲求を満たす。この流れこそが正しい承認欲求の使い方、満たし方です。

だから、僕がブログを書いて承認欲求を満たすには、読んでくれた人に何かを与えなくちゃいけないわけです。ためになる情報、気づき、体験談、具体的なテクニック。

ん~こんなことを書いてしまうと非常にハードルが高いのですが、やるからにはそれを心がけないといけません。このブログも最初のころが日記のような記事ばかり書いてました。しかし、それでは全然アクセスが集まらなかった。

このことに気づいてからは、まだまだ不十分ではありますが、役に立つ何かを発信することを心がけています。それで月間3万PVまでやってきました。

ギブの精神は本当に大事です。特に多様な生き方ができる現代、どんなギブが自分にできるのか、したいのか。これを突き詰めることが生き抜くポイントではないでしょうか。

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