月9「シャーロック」最終回、なんという終わり方をしてくれたものでしょう。
これ、確実に続いてくれないと困りますよね。
獅子雄は本当に死んでないの?守谷は死んだの?てか、あの守谷はホンモノだったの?いろんな伏線が残りすぎです。
実は、原作の「シャーロック・ホームズ」シリーズでも、シャーロック(本ドラマの獅子雄)がモリアーティ(本ドラマの守谷)といっしょに死んだ。と書かれたあと、ファンはもちろん、世間は大混乱で大騒ぎになったそうです。
そして、読者や出版社がシャーロックの復活を著者のコナン・ドイルに依頼するまでにもなったそう。
今回の月9ドラマ「シャーロック」の脚本も、視聴者を混乱させること、復活を熱望させることを原作にならって作られたのではないでしょうか。
ということは、シャーロック(獅子雄)は復活してワトソンと再会してまた謎を解いていく。という流れになるはずなのですが・・・
原作ファンの僕が勝手で無責任ではありますが、今後の予想を“残された伏線”を元に書いてみようと思います。
伏線① 守谷と獅子雄の生死の結果
これはもう伏線というか普通に気になるところ。
ここを「読者それぞれの想像にお任せ」というにはあまりに乱暴すぎません?
原作ではモリアーティ(守谷)は死に、シャーロックは生きているという結果ですが、続編をするのならこの結果は動かせないポイントでしょう。
シャーロック死んじゃったら主人公不在で毎回若宮が「ワトソン」ってオープニングで書かなきゃならない。
伏線② 守谷はホンモノ?
守谷が言った「私がホンモノの守谷だと思ってますか?」というセリフ。
これは超気になります。
僕も、見ていて「こいつ本当に守谷なの?」とそこが不安でした。
BBCのドラマ「シャーロック」でも、モリアーティと信じていた男が、“モリアーティにモリアーティ役を演じろと命じられた男だった”というくだりがあったりします。
ここをモチーフにしている可能性ありますよね。
守谷がホンモノかどうか。これは明らかにしてもらわないと本当に困るポイントです。
伏線③ 青木藍子(菅野美穂)が逮捕されたときの意味深な笑顔
2話の話に戻りますが、原作のアイリーン・アドラーに相当する青木藍子(菅野美穂)が、殺人の罪で逮捕されました。
パトカーに乗り込む直前、獅子雄と若宮に不敵な笑みを浮かべます。
その笑顔について、若宮は「なんか笑ってなかったか?」と獅子雄に尋ねました。
そして獅子雄は、「罪を免れる自信があるんだろう」と答えました。
このやり取りがあったから、僕はてっきり青木藍子は出所してきて何かをやらかすと確信していたのですが、最終回が終わっても再登場しませんでした。
2話のちょっと昔の話になりますが、これが伏線じゃなくてなんなんですか?という感じです。
伏線④ レオに「お前“ら”」と言った
獅子雄の調査に協力しているレオという青年。
最終回で久しぶりに登場しましたね。
今回、獅子雄はレオに対して「警察よりお前“ら”の方がアテになる」ということを言っていました。
原作に登場するストリートチルドレンがモチーフのレオですが、てっきりこのドラマでは一人なんだと思っていました。
しかし、この獅子雄のセリフでやっぱり複数の仲間がいることが判明したのです。
最終回でわざわざ判明させるこのセリフ。絶対今後レオの仲間たちが登場して活躍する場面があるんですよ。「名探偵コナン」の少年探偵団みたいに。
まとめ
もっと気づいた伏線があった気がしますが、とりあえず今の時点で思い出すのはこれだけです。
でも、これだけは確実に未回収です。
続編がきっとありますよ。
ちなみに、12月23日(月)に「誉獅子雄という男」という特別編があるという告知がありましたが、これはあくまで番外編でしょうね。
もちろん見ますけど、これらの伏線を回収するものではないでしょう。
さてさて原作のようにシャーロック・ホームズは蘇るのか。楽しみにしておきたいと思います。
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