メダカを飼ううえでとても重要なのが水換え。夏場は週1回の頻度で水換えを行っていますでしょうか?これ、必ずやりましょう。気温が上がると水槽の水の悪化はべらぼうにスピードアップしますからね。
夏に水換えを怠ると死活問題に
人が熱中症を起こすほどの気温になる昨今の夏は、メダカ水槽にとって1年で一番気を遣う時期です。というのも、水槽の水は高温でどんどん悪くなって行くからです。
まず、単純に気温が高いと、物が腐るのは早くなります。これはみなさんわかりますよね。水槽の水も、カルキなどの消毒・防腐の成分が抜けてしまっているので、時間が経つにつれて悪くなっていくのです。
もうひとつ、気温が上がるとメダカたちの活動も活発になります。餌をドンドン食べるし、フンもドンドンします。餌の食べ残しやフンは、水質を一気に悪くしていきます。夏場はこの量も増えやすい季節です。
そんな夏に、水換えを怠ると、メダカたちは一気に体調を崩します。そしてトントンっと状態が悪くなってしまい、ついには★になってしまう。・・・そんなの、かわいそうですよね。
バクテリアを過信しないこと
僕はこの画像のアイテムをもう5年も愛用しています。まず切らしたことはありません。生きたバクテリアを簡単に水槽に加えることができます。
メダカなどの観賞魚を楽しむうえで、バクテリアの存在はめちゃくちゃ重要です。詳しくはこちらの記事に書いていますので、一度読んでおいてください。
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しかし、上手にバクテリアが繁殖していても、それでも夏場の水の悪化の仕方には追いつきません。何を隠そう、僕もバクテリアが十分水槽のなかで活動しているので、ついつい水換えを怠ってしまうことがあり、気づいたらメダカが弱っているという失敗をしたことがあります。
この記事はそんなかわいそうな失敗をもうしないためと、同じくメダカをかわいがっている方の失敗を防げたらと思い書きました。
バクテリアは必須ですが、過信してはいけません。基本の水換えをきちんとしましょう。
目に見えないし感じられないから難しいけど…
水質の管理というのはとにかく難しい。それは、目で見て判断できることではないからです。また、においや肌で感じとることも難しいです。
僕たちは、空気のなかで生活しています。閉め切った部屋で何日も過ごしたら気分が悪くなりますよね。そう感じられるのは目に見えなくてもにおいや感覚で感じ取ることができるからです。
それを解決するために、窓を開けたり、空気清浄機を置いたりするわけです。
メダカにとってそれは水なんですよね。水換えをしてあげないことは空気の入れ換えをしてあげていないのと同じ。僕たちはふだんから水槽の水のなかにいるワケじゃないので、感じ取ってあげることはできません。
だから、一定の期間を目安に水を換えてあげます。夏場なら1週間、冬場なら2週間から1ヶ月に1回で十分です。
バクテリアを入れたり、塩を入れたりというのはあくまで補助的なもの。何度も言うようですが、水換えが基本なのです。
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愛しいメダカたちのため、夏場は特に頻回になりますが、面倒がらずにしてあげましょう。
▼メダカを小さなビンで飼うときの水換え方法はこちら。
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