大都会、品川の街を全力疾走。アクアパーク品川までの裏話

ひとつ前の記事で「エプソンアクアパーク品川」のレポートを書きましたが、
実はそこに辿りつくまでの田舎人のドキュメンタリーがありました。
今回はそのドタバタ劇の全貌を書きたいと思います。
　

　
　
◆アクアパーク品川は22時までやってるから
そうです。悲劇の元凶はここだったのです。
効率よく夜の東京を楽しめるように、前日に調べて見つけたのが
この「エプソン アクアパーク品川」だったのです。
　
選んだ決め手は大好きな水族館だったということと、
研修が終わったあとの時間でも余裕で入れるということ。
　
なんたって閉館は22時！
これはスゴイ！さすが都会。
これなら研修後、ご飯を食べて移動しても余裕で見られる♪
　
　
それから20時間ほど後。
僕はスマホ画面を見て冷や汗をかいていました。
場所は東京、山手線の新橋駅。
　
「あ、そうだ」と思い調べたのは最終入館時間。
30分くらい前かな。という甘い予想は打ち砕かれ、
入れるのは21時までと発覚。
　
　
あと20分！！
　
　
　
◆品川の街を疾走する田舎人
お台場から新橋までのこのこ出て来ておいて、
今さら最終入館時間を知るとはまぬけなヤツ！
それが僕自身なんだからイヤになっちゃいます。
　
大人になって東京に来るのは初めて。
しかも新橋なんて都会のど真ん中にひとりです。
あと20分で目的に辿り着く自信がありませんでした。
　
冷や汗が流れる顔を上げると、そこには希望がありました。
　

　
改札を出てすぐのところに目的地の看板を発見！
写真には写ってませんが、徒歩7分と書いてありました（確か）。
　
間に合う！
　
僕はスマホを握りしめ、看板の射す方へ駆け出しました。
　
　
・・・5分後。
僕はどうも途中で逆方向に曲がったらしいことに気づきました。
ところどころに出てくる華やかな水族館の看板が、途中で逆を示していました。
「品川プリンスホテル内」とあるからそれを目指して走っていたのに、
なんだか間違えたようです。
　
心折れそうになる中、いよいよ後がありません。
僕は都会を全力疾走。坂道ダッシュをかましました。
　

（写真は帰り道に首都疾走記念に撮ったもの。
　画面向こうに品川駅が見えます。駅からの上り坂を走りました）
　
　
オシャレなレストランやカフェの並ぶ街をひとり疾走する田舎人。
今になって客観的に見るととてもシュールです。
　
　
　
◆アクアパークはどっちですか！？教えて！
21時10分前。
どうやら敷地内（あれはホテルの敷地だったのかなぁ）に入った模様。
さあ、最終コーナーを曲がった・・・！
　
と思ったらまだ見えない！
いっぱいいっぱいで、駐車場に立っている守衛のおじさんに聞きました。
　
アクアパークはどっちですか！？奥ですか！？右ですか！？
　
おじさんは少し引いて、丁寧に答えてくれました。
「奥に行って、横断歩道を左に渡って、もう少し奥です」
　
「ありがとうございます！」
と答えつつ、なんだかまだ遠そうだぞ！と焦りました。
　
　
その後も駆けました。
守衛さんの言う横断歩道は敷地内の小さなもので、
ついに僕の目は目的地の光をとらえました。
　
「迂回して」と言ってくる工事中の柵をヒラリ飛び越え一直線・・・。
　

　
ついにやりました。　僕は任務を果たした。ここ、東京で。
　
時刻は20：53。この写真を撮った後、券売機までもダッシュでした。
　
エプソン アクアパーク品川は、夜からも入れるステキな水族館！
このレポート記事のエントランス部分の写真が少ないのはそのためです。
入れた安心感と走った暑さでカメラを忘れていました。
　
　
　
◆夜水族館はとても素晴らしかった。
上にリンクも貼りましたが、レポート記事も書いてます。
夜にやってる水族館はとても幻想的で初めての体験でした。
彼女と来たかったところですが、おそらくそれでは間に合ってないでしょう。
　
見終わってほくほく感いっぱいで帰る帰り道。
タクシーを使えば間違いなかったということに気づきました。
　
でも、いい思い出になり、こうして記事のネタにできたので万々歳です。
都心で流した汗はプライスレス。

　
帰り道に品川駅構内をぶらりとしました。
大きな盆栽がありました。
22時を過ぎても普通にやってるお店。誰かを待つ人。
ホントににぎやかなところだったなぁ。
　
今度はぜひプライベートでのんびり行きたいです。